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神奈川の地名

e0116694_08561309.jpg   昨年は抽選にはずれて行くことが出来ませんでしたが、今年は運よくご当選となって、神奈川県公文書館の第3回『神奈川県の地名』講演を聴いてきました。講師は、公文書館の資料課長齊藤達也氏。先年、同名の本を著されて、今年は明治150年に当たるので、今回のテーマは明治維新と神奈川の地名の変遷。神奈川県の県域の確定から始まり、足柄県から伊豆を分離し、武蔵の国との調整。川崎市の全域と横浜市の大部分は武蔵の国であって、神奈川県が旧相模の国と言われ、東多摩郡がなくて三多摩が神奈川県から東京府に移管される時期など、どうしてそうなったのかの理由説明はなかったのですが、公文書上の移管年月日は明確に話をされました。 
  地名の由来は語源と同じように、いろいろな説が陳べられますが、地名に東西南北、上中下などがあるのはと、明治時代以降はすべて明確に語られるのですが、京急線の南太田駅はあっても、なぜ太田駅はないのは?とか、横浜市の中和田は、接している大和市の上和田、下和田の地名と同様の発生かと思っていましたが、中川村・和泉村・飯田村の三村が各村の一部を分割して合併させたから、三村から一字づつ取って名前を付けたなど、えっーと思わせる話もありました。判ってるようで知らないことは、まだまだあるということです。
  おまけもありました。相模の国の表記ですが、国名を決めた延喜式には、相摸とあるそうで、木偏ではなく、手偏だったそうです。でも、木偏でも間違いではありません。

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# by JF1EBPKH | 2018-05-20 22:24 | 日常 | Comments(0)

今日の農作業

e0116694_20314103.jpg   連休も開けて、世間はまた日常の忙しさです。連休の後半は余り良い天気ではなかったので、農作業が少し遅れてしまいました。連休前は毎日タケノコ。今は毎日キヌサヤとスナックエンドウ。中2日あけて採りに行くと、1キロくらいなってしまうのでもう食べきれません。連れ愛や娘、私の勤務先へ持っていって食べていただいてます。山椒の実は姉の所へ。代わりにメダカとフキをもらってきました。うちのフキは早々に採ってしまってたので、中継ぎです。今は、次に育った芽が大きくなってきたので、それがまた美味しい。 連休中に、盆栽に貼るいい苔を大量に見つけましたので、取ってきておりました。厚みがあって、乾燥にも強いスナゴケです。今日は私が育てている盆栽で一番大きな鉢の唐カエデに貼ることにしました。この写真のカエデ樹高1mほどあります。鉢が小さくなって、3月末に植え替えました。根がようやく落ち着いたようですので、根回りの化粧です。しかし、カミキリムシが入ってしまったようで、オガクズが時々根元に盛り上がっています。根株の所に殺虫剤を散布しておいたのですが、効いたかどうか。  ベランダの盆栽にも貼りましたが、コケはそれだけでも美しいですが、管理が難しいです。以前、スギゴケを養生して楽しんでいましたが、自宅が大規模改修の際、管理が出来なくてダメにしてしまいました。今、コケの鑑賞がブームにもなっていますが、湿った陰気な植物なのにこれに美を感じる日本人て不思議ですネ。e0116694_21051595.jpge0116694_21283201.jpg     カエデの根っこはいろいろ変化しますので根張りを見るのも楽しいですが、写真に写すと大木感が出て、なかなかいいものです。コケが落ち着いてくるのが楽しみです。e0116694_21371187.jpg
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   楽しみと言えば、イチゴが食べごろになっています。明日は、上の娘の誕生日ですので、手土産に持っていこうかと思っています。
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# by JF1EBPKH | 2018-05-12 21:06 | 晴耕 | Comments(0)

伊能忠敬の日本図

e0116694_22360195.jpg  さて次は、上野の東博です。いやぁー、上野は混んでました。広小路も公園も。これじゃあ東博も混んでいるかなと少し心配でしたが、そんなこともなく(特別展ではないので)、目的は達せられましたが、いろいろ不満は残りました。  まず、入場切符です。伊能忠敬の日本図は、企画展でも特別展でもないので、自販機で通常展示の入場券を買えばいいのかどうか、解りませんでした。6~8台ある自販機前にも、人がいる窓口にも入場切符を買おうとする人が一杯並んでいるのです。無駄な時間をとりたくありませんから、列を整理している係員に訊いてみますと、伊能忠敬展に行きたいのですがと言うと、ハイ3番に並んで下さいと言われました。3番窓口は人がいる窓口ですが、通常見学の切符売り場です。本当にここでいいのか? 疑心暗鬼でいるうちに番が来ました。「地図展に行きたいのですが」、「映画はどうしますか?」と訊かれました。映画ねぇ。平成館で、忠敬の映画をやっているのは知っていましたが、どんな内容かは知りません。でも、せっかく来たのだから「お願いします」と答えました。「では、1,000円いただきます」と言われましたので支払いをして、映画の予約が15時からの券をもらいました。映画が平成館なので、展示も平成館だろうと思って平成館をウロウロしましたが、それらしい展示がありません。1階2階と回って、入口の案内を見て、おかしいなぁと思って入口の案内の方に尋ねましたら、地図は本館の10号室ですとのこと。何だ、本館なのかと、10号室ですよね、と念を押すとハイそうですと頷かれます。階段を上がったり下りたりで、少し左足に神経痛が出てきておりましたが本館に向かいます。10号室、10号室と1階の平面図を見ましたが、1階は11号室から20号室までで、新指定された国宝・重文の展示室となっております。アレッと思って2階の平面図を見ますと10号室がありました。何だ2階なのか、と2階へ上がって裏側の10号室へ。でも、そこは江戸の衣装とか浮世絵の部屋で、地図はありません。両隣も見ましたが地図は無し。ウーン、地図はどこだ。と館員らしき人を見つけて尋ねますと、それは1階の15号室ですというではないですか。エーッ。平成館に行ってなくて、本館の10号室と言われてなくて、15号室ですか。平成館では、10号室ですよねと2回も念を押したし、1階ですよねとも訊いています。左足が不自由なのにどれだけ無駄な歩みをしたことでしょう。そして15号室へ行ってみたら確かにありましたが、たったの2枚。それも九州宮崎日向海岸のもの。たったこれだけですか。もう、ガッカリ。  15時の映画の時間がまじかでしたので再び平成館に戻って地下の映写室へ。正味35分の映画でしたが、これは可もなく不可もなし。映画だけだと500円の作品ですが、伊能忠敬のすごさをもっと語って欲しかったですね。地図と同じ部屋に展示されていた文久遣欧使節団の写真と表示板が入れ替わっていましたので、館内のボランティアガイドに指摘しておきましたが、最近の東博にはがっかりさせられます。あ~あ、今回はたくさん愚痴ってしまいました。 🙇ご免なさい。
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伊能図に記された瀬谷村を歩く忠敬の姿を3Dで表した画面のコピーです。
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# by JF1EBPKH | 2018-05-06 23:14 | 趣味 | Comments(0)
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e0116694_13365900.jpg  さて今日は、都内の博物館2か所巡り。初めに六本木の新国立美術館の『国画展』へ。作年は行けなかったので、2年ぶりです。いつもの池田氏の作品鑑賞です。
   受付で招待状のハガキを出して、今は事務局長もしている彼を呼んでもらいました。でも、会場の照明がいつもより暗いです。どうして暗くしちゃったの?と訊くと、今までは単に明かるくしたんだけど、今回は照明デザイナーに頼んで、作品の見栄えを良くしたんだけど。とのこと。東博などでの特別展で、鑑賞には照明が重要な役割を果たしているので、会員の要望もあってとのことでした。納得ですが、以前の一様に明るくしてある会場も良かったなという印象です。この国画会は独立系ですので、彫刻に限らず出展作品の個性が豊かで、非常に面白いです。木工や金工、陶芸、染織、版画、洋画などいろいろな分野別に展示されていますが、彫刻が一番見て楽しいかな。具象から抽象まで何でもあります。素材もいろいろ。今回は、乾漆の作品も何点か出ていると教えてもらいましたので、今どき乾漆をやるなんて何てことを(とてもお金と時間がかかるのです)、と思って注意して見て回りましたが、乾漆像の表面は、木彫やブロンズよりも私にはより硬質(見た目)なものに見えました。乙女の像がありましたが、法隆寺金堂の四天王像のような硬さ(精神的)を感じました。これはどういうことでしょうか。乾漆は結構自由な表現が出来るものだと思っていたので、自分自身でも驚きました。少しばかり彼と意見を交わしましたが、素材と表現(表現力)の差かもしれません。結論は当然出ないことがらです。
  たくさん展示されている絵画や染織はそこそこに見て、木工や金工、版画や陶芸はゆっくり鑑賞させていただきました。最近は様々な技巧や素材がふんだんに使われていて、はてこれはどうって作ったのだろうと思うものが少なくありません。作家に尋ねてみたい作品が幾つもありました。

    

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# by JF1EBPKH | 2018-05-04 22:32 | 日常 | Comments(0)

九連休

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今年のGW.は九連休。上の娘夫婦はハワイへ。下の娘はヴェトナムへ行く予定ですが、私の今年の予定はなし。昨年は、中国の西安で8日間過ごしましたが、もっと昔に行ったような気がしています。最近の記憶がだんだん遠くなって、昔の記憶の方が間近に感じるなんて、これは老化が進んでいるということなのでしょうか。せっかくの九連休なのに、旅ごころを掻き立てるものが萎えてしまったような、それとも、いつでも休めるという気分が、そう思わせるのでしょうか。我ながら寂しい思いがいたします。

地図読み人になろう―街歩き、野山歩きがもっと楽しくなる

山岡 光治/日貿出版社

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  昨年末に書いたブログ〘地図をつくった男たち〙の著者山岡光治さんのホームページを偶然見つけまして、そこに上記の著作の稿となるような膨大な章がありました。嬉しくて、印刷できるページはすべてコピーさせていただきましたが、それを連休中に読ませていただこうと思っています。伊能忠敬の絵画のような地図から、いきなり近代地図への転換です。あの等高線をどうやって描いたのか。記号は。植生は。いろいろなことが試行錯誤の中で、陸軍参謀本部に地図事業が集約されていきます。陸ばかりではありません。空も、海もあります。天気図、海図など、軍機に関わる事柄になっていきます。人、モノ、金がつぎ込まれ、日本は一気に近代国家の仲間入りをし、五大強国の三番手にまでなってしまいます。固有名詞がなかなか思い出せないお歳になって、こんなちょっとお勉強もしてみるつもりになっております。
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# by JF1EBPKH | 2018-04-29 23:39 | 日常 | Comments(0)
  横浜郷土史団体連絡協議会の総会に出席させていただきました。我が"横浜・瀬谷地図くらぶ"もこの連絡会に加盟しており、今回は御指名で、我がくらぶを紹介して下さいという時間が割り当てられたそうなので、会長から一緒にとお誘いがありました。各会から2名までなら参加が認められているそうなのですが、何か主任教授から研究会に出なさいという学生気分に戻されたような気分です。悪い思いではありません。どんな会があるのか、その方に興味がありました。会場は、大桟橋の横浜開港記念資料館(開港時英国領事館)の講堂。我が会長は、横浜市港湾局理事をリタイア後、この資料館の館長をなさっていたとかで、いわば古巣です。横浜港の資料館館長とは、もうピッタシです。
  総会は、年度の会計報告、予算案の承認。記念講演、それと、傘下の会の紹介が4つ。現在、登録会員数はちょうど50。会の紹介とは、歴史とかどんなことをしているかとの報告です。ちょっと驚いたのは、港南区の"登り窯と永田の自然を守る会"の紹介で、なんと、弘明寺駅から歩いて10分ほどの所に、登り窯が現存していて、今はもう火を焚いてはいないそうですが、百年ほどたつそうなので、横浜市に保存の運動をしているとの話です。窯の写真を見せてくれましたが、3室ほどですが、人が立って入れるほどの高さがあるのだそうです。港南区だから、明治時代の超絶技巧真葛焼の窯でもあったのでしょうか。質問すれば良かったですかね。
  記念講演は、「16~19世紀における横浜市域の地域構造」。講師は資料館の副館長斉藤司氏。簡単に言うと、横浜は150年ほどの歴史しかわかっていないのですが、横浜がなぜ開港場に選ばれたのか。その理由付けを近世まで遡って考えてみたい、というテーマでした。そういえば、誰がどのような理由で新たに横浜に港を作ることを決めたのでしょうか。習った記憶がありませんね。井伊直弼ではないですね、たぶん。直弼は開国することを決めただけで、開港場を決めたのは違う人でしょう。政治的判断か、実務的な面からかは判りませんが、いろいろ調べていくつかの候補から決めたのだと思います。講師の主題は、横浜という寒村が選ばれた理由をいくつか挙げておりましたが、なるほど、そうだったのかと100%納得できるものではなかったです。時間がなくて、最後は端折ってしまったから、結論の理由付けが足らなくなったのかもしれません。 
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 例年より大分早く、ショウブもサンザシ(山査子)も満開になってしまいました。サンザシがこのように花をいっぱい付けたのは十数年ぶりです。嬉しくて玄関前に出してあります。
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# by JF1EBPKH | 2018-04-21 20:59 | 趣味 | Comments(0)

切手趣味週間2018

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  毎年、4月20日は切手趣味週間の記念切手が発売される日です。月に雁、見返り美人、ビードロを吹く娘や写楽の海老蔵など、秋の文通週間の切手と並んで、人気があるシリーズです。今年の絵柄は、建仁寺の風神雷神図屏風。切手帳も発売するということで、実に数十年ぶりに郵便局へ並ぶことを覚悟して行きました。何しろ、今回の趣味週間の切手帳は、25,000部しか発行せず、全国約24,000局ある郵便局のうち401局でしか売らないのです。地元の瀬谷局、旭局、保土ヶ谷局などは発売しません。山形、滋賀、徳島、宮崎、佐賀の各県では、県内一局ですよ、発売するのは。何なんでしょうかね。なので新宿郵便局へ行きましたよ。局が開く9時前に間に合うように。会社も遅刻しないようにネ(私は9時半からなのです)。 しかし、8時50分頃に着いたのですが、だあれも並んでなんかいません。あれ、今日の発売ではなかったかな、と思ったくらいです。でも、ATMの利用者のために入口は開いてましたので入っていきますと、記念切手の窓口前に私より少し年長の方がいらっしゃいます。「あのー、趣味週間の切手のために並んでいらっしゃいます?」と声を掛けて尋ねてみますと、「そうですが…」と、その方も少し不安げ。私が中学生の頃は、集配局は8時から開いてました。記念切手の発売日には大勢の人が並ぶので、親父が6時には並んでくれて、私が8時少し前に入れ替わって切手を買い求め、学校は8時半から始まるので急いで走って行ったものです。ところが、結局9時までに並んだ人は私を含めて5人だけ。並んでいるのはいずれも私より年配の方ばかり。待っている間に前後の方と話したことといえば、最近の切手は粗製乱造でちっとも楽しくないとの話ばかり。だから、昨今は選んで切手を買ってるとのことでした。そうなんですね。皆さん、切手の趣味から引いてしまっているんです。日本郵便株式会社はわかっているのでしょうか。 それにしても気が利かないデザインですね。原画は二曲一双の屏風絵ですよ。風神と雷神が左双と右双とで対面しているからいいんじゃないですか。それを、上下で分けてしまって。原画作者は本物を見ているはずですし、その見方も当然わかっているはずです。ああ、それなのに、それなのに。ガッカリですね。これじゃ、ダメでしょ。俵屋宗達に怒られるぜ。e0116694_21572123.png
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# by JF1EBPKH | 2018-04-20 22:05 | 趣味 | Comments(0)

迅速測図:瀬谷

e0116694_21493406.jpg   復刻版ではありますが、やはり迅速測図が欲しくなって、国土地理院の外郭団体㈶日本地図センターへ行って来ました。  迅速図とは、西南戦争など国内の反乱を押さえるために地図がないことが政府の大きな障害になったため、首都防衛のため山縣有朋の命によって急遽作成された地図のことです。明治13年から着手され、19年に関東地方版921枚は完成を見ます。中京地方、京阪神地方はそれと平行して行われますが、全体の予算は1000万を超えると見込まれ、初年度は20万円(当時の国家予算の1/300)で、日本全土は経費などの問題から断念されてしまいます。三角点など基準点もなく、緯度経度も描かれておりません。しかし、軍が移動する際に目印となりえるような山や川、どこに橋があるか、二差路三叉路の分岐の所はスケッチが描かれて、田んぼや畑、森や林の樹種も記載されています。地図自体はは210mmx260mmの大きさですが、スケッチを入れるスペースをとっているため、外枠が広めにとられて305mmx385mmあります。震災や空襲でも焼けることなく、関東地方の921枚の原図が全部保存されています。 また、土地の利用法によって色分けがなされていますが、桑畑など一説には兵隊が隠れることが出来る所がすぐわかるように彩色されているとも言われています。
  今回、私の住んでいる瀬谷とその周り(瀬谷区が描かれている部分)原町田、恩田・長津田、二ツ橋、阿久和、福田の計6枚。1枚756円。地図の表題は神奈川懸相模國と武蔵國とあって、國より懸が先になっています。当時の意識としては、懸ー國ー郡ー村だったのでしょう。伊能図以降、近代測量による地図が1枚もかけることなく残っているなんて、何と素晴らしいことなんでしょう。
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# by JF1EBPKH | 2018-04-18 22:06 | 趣味 | Comments(0)

一面の春

e0116694_17511951.jpg  ベランダも菜園も、一気に春です。昨日の強風で、桜も海棠も散ってしまいましたが、ベランダはやさしい緑色をした葉がどの鉢にもいっぱい広がっています。昨年の夏、暑さで葉がすべて枯れてしまったので、今年はもうダメかなと思っていたオニゼンマイにも芽が出てきて、良かったなぁとホッとしております。e0116694_18010614.jpg 






三寸アヤメは葉先に水滴を留め、姫リンゴの花はほのかに甘い香りを漂わせていますが、虫がまだ出てきていません。まったくいないわけではありませんが、今年は花が先行しているようです。これはどうなんでしょう。梨や桃、リンゴなど虫が媒介して結実する果物は、虫がまさに命。e0116694_22413393.jpg 自然の摂理でいえば、虫も早めに出てきそうなものですが、今年はあまりにも地上が暖かくなってしまい、地面は追いついていないのかもしれません。それでも、タケノコはもう太くて大きいものが出てきています。先週はいつものH君のはまだ小さかったので、違う農家の物を買ってきたのですが、それでも15cmくらいの太さがありました。春は野良坊菜、タケノコ、フキと、野菜がとても美味しいので、毎日同じ食材でも飽きません。もう毎日これです。e0116694_22540840.jpg 
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菜園のジャガイモも、昨年より10日ばかり早く芽を出し始めました。左奥側は1日しか植え付けが違わなかったのに、まだ芽が出てきません。大丈夫かな。
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# by JF1EBPKH | 2018-04-07 18:05 | 晴耕 | Comments(0)

名工の明治

e0116694_20163830.jpg   さて、花見を終えて目的の《明治の工芸》です。会場は国立近代美術館工芸館。旧近衛師団司令部庁舎(重文)の建物です。今回は工芸館創立40周年記念と題しての特別展です。
e0116694_20491479.jpg 現今流行りの明治の超絶技巧の作品展でもありますが、目玉は修復なった鈴木長吉の〈十二の鷹〉です。将軍の鷹狩りをイメージして、明治26年シカゴの万博で披露された作品です。彫金のあらゆる技巧をつくし、鷹が留っている鉾垂れ(ほこたれ:止まり木の装飾布)もこのたび復元されています。帝室技芸員(今日の人間国宝)の鈴木長吉の作品は、以前芸大美術館で見ていますが、それは銀の鋳造。e0116694_21315194.jpg 今回の鷹は、金銀銅、真鍮、四分一、メッキ、漆など、考えられる様々な素材でこの12羽を作っています。姿もいろいろ。飛び掛かる寸前、狙いを定めている、休んでいる、爪の汚れを取っている等々、どれほどスケッチをしたのでしょう。眼がいいです。くちばしがいいです。足がさらにいいです。 会場入り口に、金工の大御所加納夏雄の作品が2点ありましたが、影が薄い存在です。金工の名人海野勝珉のご子息海野清の作品もいくつかありました。5cmほどの琴、琵琶、笙の精巧なミニチュア。輝きもそのままに古色も錆もありません。e0116694_22430867.jpg             

 真葛焼の宮川香山の超絶技巧は、巧緻すぎてグロテスクさもあります。漆芸や陶芸は現代作家が多かったですが、超絶技巧ではないものの、昭和の松田権六さんや音丸耕堂さんの精緻な蒔絵、黒田辰秋さんの力強い赤漆の箱もやはり素晴らしいです。 このあと、可能ならば根津美術館の《香合展》にも回ってみたかったのですが、足が疲れました。京都の近代美術館でも、現在《明治の日本画と工芸》展を開催しています。来月28日には、三年坂美術館の村田理如館長の講演があります。現在の超絶技巧作品のブームを掘り起こした人ですので、行って聴いてみたいところです。

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# by JF1EBPKH | 2018-03-29 20:28 | 趣味 | Comments(0)