春日大社 愛敬祝儀膳
2010年 04月 14日
近鉄奈良駅が今回の集合場所です。椅子もないし、雨が降ったらどうしよう、ホテルにするんだったと後悔した集合場所でした。時間通りに集まっていただけるか、遅刻者が出たらどう対応しようか……。添乗員の悩みは尽きません。しかし、時間通りに全員集合していただきました。総員36名、バスで春日大社へ向かいます。今日の予定は、春日大社ー東大寺大仏殿ーホテルー夕食『菊水楼』です。歩いてもたいした距離ではありません。ガイドをつけるには案内する間もありません。私がガイド役です。今回は3日間話し詰めです。今日の日程、内容、特に特別プランはしっかりと説明しておかねば値打ちが分かってもらえません。
まず、今日の昼食「愛敬祝儀膳」(ういきょうしゅうぎぜん)です。どうして我が家に春日大社からご案内が来るようになったか定かではありませんが、と自分はもう二十年くらい前から毎年初穂料を納め、昔でいえば末端の氏子みたいなもんですが、このようなご接待をいただいたことがありません。今日の食事は古式にのっとり、直会(なおらい)と言って神事が終わった後、神様からのおさがりをともにいただくものです、と説明しました。ういきょうとは、正月のお祝い=初饗の祝儀であり、お下がりに香草のウイキョウを入れてことからこう言 われ、めでたい漢字をあてたもの。めったにいただけない、特別のプランであることを強調しました。
内容は見ての通りです。古代食そのままではありませんが、醤油や調味料はありません。中央の盛り上がっているのがういきょうを交ぜ込んだ練り飯です。型に入れて盛るのではなく、手で盛り上げるのだそうです。幾らかもち米が入っているらしく、ねばりがあり、味は悪くありませんでした。このご飯を炊き上げるのはかなり難しいらしく、熟練した人にお願いしているとのことでした。
食事の後、本殿にて正式参拝をし、岡本彰夫権宮司の講話を拝聴し、そのあと外に出て宮司から春日大社のご案内をしていただきました。所要約3時間、玉串料、初穂料でお一人様5,000円でございました。
まず、今日の昼食「愛敬祝儀膳」(ういきょうしゅうぎぜん)です。どうして我が家に春日大社からご案内が来るようになったか定かではありませんが、と自分はもう二十年くらい前から毎年初穂料を納め、昔でいえば末端の氏子みたいなもんですが、このようなご接待をいただいたことがありません。今日の食事は古式にのっとり、直会(なおらい)と言って神事が終わった後、神様からのおさがりをともにいただくものです、と説明しました。ういきょうとは、正月のお祝い=初饗の祝儀であり、お下がりに香草のウイキョウを入れてことからこう言 われ、めでたい漢字をあてたもの。めったにいただけない、特別のプランであることを強調しました。
内容は見ての通りです。古代食そのままではありませんが、醤油や調味料はありません。中央の盛り上がっているのがういきょうを交ぜ込んだ練り飯です。型に入れて盛るのではなく、手で盛り上げるのだそうです。幾らかもち米が入っているらしく、ねばりがあり、味は悪くありませんでした。このご飯を炊き上げるのはかなり難しいらしく、熟練した人にお願いしているとのことでした。
食事の後、本殿にて正式参拝をし、岡本彰夫権宮司の講話を拝聴し、そのあと外に出て宮司から春日大社のご案内をしていただきました。所要約3時間、玉串料、初穂料でお一人様5,000円でございました。
by jf1ebpkh
| 2010-04-14 21:11
| 仕事
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