平城遷都1300年記念切手
2010年 04月 23日
今日、平城遷都1300年記念の切手が発行されました。人気の阿修羅は、切手ではありません。平城宮跡大極殿、春日大社中門、以外は仏像が8種です。仏像の撮影は、おなじみの小川光三氏。
現地平城宮跡では、皇太子をお招きして開会式が行われ、明日から一般公開です。ではさて、何が公開されるのでしょう。知らない人が大部分だと思います。関西のテレビでは、コマーシャルがバンバン流れていますが、関東はまだです。旅行会社と市民団体とで、裁判沙汰になっている横浜博協会のようなことにはならないでしょうが、今年の奈良はこれに呼応したイベント、秘仏公開などがたくさん予定されていて、行ってみたい欲求に駆られます。行ってきたばかりですが。
それにしても、日本郵便はついこの前‘地方自治法施行60周年記念’という切手を出したばかりです。地方自治法の切手は、各地方自治体のデザインで発行されています。先にも述べたふるさとシリーズと発想は同じです。赤字の郵便部分をいくらかでも補てんしたいとでも思っているのでしょう。しかし、切手は有価証券です。お金と一緒です。日本郵便株式会社は、民間企業なのにお金を刷っていることになります。切手を刷ればするほど潤うことになります。だから死蔵される記念切手の乱発をしたいのです。さらに、この冒頭の切手帳のように、厚い台紙を付けて、800円分の額面しかない切手を、1冊1,500円で売るわけです。700円は丸儲けです。こんなにいい商売はありません。バンバン切手を出したいものだから、最近の切手のデザインの悪いこと。デザイナーは考える時間がないのでしょう。写真切手か、もう何回も絵柄になってきたものばかり。3日前に発行された切手趣味週間も昔出た絵画の復刻です。こんなことでいいのでしょうか。
by jf1ebpkh
| 2010-04-23 22:27
| 趣味
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