第20回東京ミネラルショー
2011年 12月 10日
また行って来ました“東京ミネラルショー”。よくも飽きもせずに、です。藍銅鉱、輝安鉱、閃亜鉛鉱、黄鉄鉱等々、金属鉱石は美しいの一言に尽きます。
しかし今回は、連れ合いが買い求めた‘飛行するカバ’の台座にする石を捜しに来ました。台座の石なので、相模川などに転がっている石を拾ってきてもいいのですが、台座は料理のお皿のようなもの。そこそこのものが欲しいじゃないですか。カバが銅なので、いくらか明るいめの石がいいでしょう。会場をぐるっと一回りするだけでも2時間かかります。ラピスラズリを中心に見て回りました。昨年は、ほとんどのお店が90/gだったのが、今年は結構値がばらついています。磨かれているもの、素地のままのもの、などいろいろですが、台座にするためですから、底も天も基本は平らでなければなりません。サイコロのような塊が理想ですが、値が心配です。
そして見つけたのがコレ。 どうでしょう。飛んでいく方向が鋭角になっていて、後方は平らです。ほぼ板状ですが、天の一部が凹状にへこんでいます。望んでいたような石です。即決購入です。
最近は中国から大きな結晶をした鉱物見本がかなり入ってきています。また、パナジウムなど希土類も売られています。下の写真は輝安鉱の鉱石ですが中国湖南省産。明治時代、輝安鉱は愛媛西条の市の川鉱山のものが最高でした。サーベルのような巨大結晶が多数輸出されています。
これが38万。32万まで値引きますというけれど、手に負える金額ではありません。見させていただいただけで結構です。
帰りは、池袋から高田馬場で降りて大学へ。2年に1回の古美術研究会のOB会です。先輩諸氏は癌とか脳梗塞、脊椎の病気など、年相応の話題です。次回は50周年記念になりますが、健康にも良いイシ捜しが必要でしょうか。
by jf1ebpkh
| 2011-12-10 23:33
| 趣味
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