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飛雲閣3

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 飛雲閣一層目の上段の間です。西を背にして、障子張りです。写真では綺麗ですが、見た目はもう大分痛んでおります。先日の台風など、雨風はどうしているのかと質問がありましたが、雨戸に換えるとのことでした。障子はすぐ張り替えられるので、白く維持できています。
  上段の間右奥はさらに一段高くなっており、三畳間ですが、付け書院があります。障子は白いままですが、南側の下段の壁には柳、上段は雪柳が描かれています。一層目の舟入の部分は、床が左右からスライド式に引戸になっています。これは新鮮な設計に思えました。e0116694_2242825.jpg
 飛雲閣は三階建ですが、意外と柱が細いのです。講師は何回か二層目、三層目に上がられたそうですが、二層目の歌仙(板戸に三十六歌仙が描かれているため)の間は床が傾き、三層目は歩くとユラユラ揺れるそうです。なので、二層目三層目は、現在上がらせていただけません。しかし、三層目からの眺めは、結構良さそうです。登らせてもらえないとなると、余計登ってみたくなります。
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  一層目の左奥は、赤い壁の「憶昔(いくじゃく)」と名づけられた茶室があります。飛雲閣より、約50年遅く建てられたものですが、ここも国宝指定になっています。もう床が傾いて、現在では茶室としては使われていないとのことですが、昔を懐かしむ=いくじゃく、という名称が、何とも奥ゆかしく思えました。





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  飛雲閣に隣接して、渡り廊下を渡ると、「黄鶴台」と名づけられたお風呂があります。秀吉はお風呂が大好きで、戦場でも穴を掘って湯を入れ、お風呂を楽しんでいたと、聞いたことがあります。
  この時代はまだ蒸し風呂ですが、唐破風が付いた室(むろ→転じてふろ)は、いまだにお風呂屋さんの入口がこの形になっているのが面白い。
by JF1EBPKH | 2013-10-23 22:52 | | Comments(0)