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ベトナムにて

e0116694_13322478.gif   わずか6日間の旅行で何が解るかって言われるでしょうが(それもパック旅行で)、まあ百聞は一見に如かず、印象でございますから、ご寛容ください。
  面積約33万平方キロ(日本36万7千)、人口約九千万人(日本約1億2千万)、南北の国土1,900km。ほぼ日本と同じ。ベトナムの概要は日本と似ていますが、国民の平均年齢はベトナム27歳、日本48歳と、ここが大きく違います。ベトナム戦争後の世代が非常に多く、言うなれば若い国です。
  私が初めてベトナムに行ったのは1995年の夏でした。カンボジアに入る往復にベトナムに寄ったのですが、カンボジアの人々の歩き方がだらだら歩きのように見えたのに、ベトナム人の歩き方は早くて、サッサカサッサカ歩いている印象で、ああ、これから発展しそうだなと感じたものです。また、ベトナムのガイドさんは、日本でもまだ携帯電話機が一般化していなかったのに、もう携帯電話で話していたことに驚いたものでした。訊けば、電柱を何万本立てるより、電波の塔を建てた方が安くつくなら、というのが理由でした。ベトナムは、固定電話時代がなく、一気に携帯電話になってしまったのです。ナルホド。
  国民の平均給与は、日本円換算で月2万円から2万5千円。ご存じの通り、バイクが交通機関の中心です。HONDAはバイクの普通名詞化して、SUZUKIのホンダは、スズキのバイクの意味です。道路や地下鉄、空港ビルなどには日本から多額のODA予算が組まれ(2012年は日本円で約5,700億円。これはベトナムに援助している国ではNo.1)、ハノイの新しい空港ビルは日本の大成建設が建設中です(来年完成予定)。モダンな国会議事堂も日本人の設計で造られましたが、国家警察の本庁舎は中国が無償で提供したにもかかわらず、内部から500個以上の盗聴器が発見されて、いまだにその庁舎は使われていないそうです。
  我々を案内してくれたハノイのガイドさんは、奥さんは日本人ですと言うほどの日本通でした。ガイドなので中立に説明してます、と言ってはいましたが、社会主義と中国は、あまりお好みではないようでした。ダナンからハノイまで飛んだ飛行機の中で、偶然JAICAが派遣した海外青年協力隊の隊員と隣り合わせになりましたが、彼からはベトナムの社会保障や病院のことをいろいろ聞くことができました。まだまだ底辺のインフラや、国民の民度が低く、さまざまな点で大変そうな話でした。日本の活字に飢えています、という彼に読みかけの月刊の文芸春秋を差し上げましたが、彼のような若く志のある青年が、日本へ帰国して埋没してしまうことのないよう、この国の若さも、ほかの社会主義の国が陥っている弊害に埋没してしまわないように、アジアの親日国家として繁栄して欲しいと思います。
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by JF1EBPKH | 2014-04-14 22:09 | | Comments(0)