畑の虫
2014年 05月 31日
赤くなったイチゴをつまんで、キヌサヤを採って、ナス、キウリ、トマトの育ち具合を見て回りますと、キウリの葉裏にクワガタムシがいました。クワガタがキウリにいるなんて、と思いながら写真を撮ったのがこれです。指で触れても動きません。羽はしっかり固いので、羽化したばかりでもなさそうです。今頃から、畑にはいろいろな虫が出始めます。モンシロチョウ、タテハチョウ、ジャノメチョウ、シジミチョウなど、チョウチョ類は早いですね。アゲハも結構飛んできて、もうサンショウには幼虫が孵っています。ユリの葉にはご覧の通り、キリギリスでしょうか。ショウリョウバッタはこれから佃煮に出来るほど出てきますが、キリギリスの仲間は最近あまり見かけません。クツワムシなど、昔はいた虫も、最近はとんと見かけません。夏休みの宿題も、出来なくなっています。
タマネギを試しに掘ってみました。掘ってみるまでもなく、タマネギは育ってくると土の上に出てしまうので、試すほどではありませんが、私の握り拳大のをとりあえず三個ほど。ジャガイモはもう少し待ってみます。
午後は、綿とゴマを播きました。綿はプランターですが、ゴマは初めてです。由緒正しい水飲み百姓の子供だったおふくろは、ゴマ畑が大嫌いでした。ゴマムシが大嫌いだったのだそうです。ゴマムシ?とは。スズメガの幼虫ですが、真っ黒でナスくらい大きいんですよ、これが。正式な和名は、クロメンガタスズメ。私も素手で1回だけ握ってしまったことがありました。あの感触は手を洗っただけでは取れません。また見たらゾーっとするでしょう。今、思っただけでも寒気がします。
カメムシもたくさん寄ってきます。ゴマに付くカメムシは、緑色や、灰色のどこにもいるカメムシではなく、サイケ(古いな)な柄の、これまた気持ち悪い虫です。ゴマは栄養価が高いので、虫にとっても最高の御馳走なのでしょう。おふくろが生きていたら絶対播かせなかったでしょうが、怖いもの見たさもあります。
by jf1ebpkh
| 2014-05-31 21:17
| 晴耕
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