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8月

今週は月曜から雨模様の涼しい日が続いて、会社の冷房を止めた日が2日もありました。まだ8月ですよ。先週は広島で山崩れがあり、70名以上の人が亡くなってしまいました。このまま秋になってしまうんでしょうか。先週末、こんなに雨が降る前に、菜園にはそばを播いております。ネギの苗を今日は植えようとしていたのに、朝から本降り。あの蒸し暑い日本の夏は、どこへ行ってしまったのでしょう。気分はまだステップ気候にあって、通勤の車中読書は、加藤九祚著『シルクロードの古代都市』(岩浪新書)、『時代の風音』(朝日文芸文庫)、井上靖著『我が一期一会』(三笠書房)などを読んでおりました。『時代の風音』は、司馬遼太郎、堀田善衛、宮崎駿の鼎談ですが、‘イスラムの姿‘‘宗教の幹’など、各章のあちこちに民族や国家観が出てきます。井上靖さんの方は、まったくの随筆ですが、シルクロードや西域の話、そして『天平の甍』や『敦煌』『楼蘭』『蒼き狼』など、氏の一連の作品を書いていた頃は、寧波や長安にすら行ける時代でもなく、方々から資料を集めて書きすすめたものの、後に訪れることがかない、百聞は一見にしかずであったことなど、自分の作品と西域への思いが綴られています。

時代の風音 (朝日文芸文庫)

宮崎 駿 / 朝日新聞出版

   『時代の風音』は鼎談とは言えなくて、司馬遼太郎さんと堀田善衛さんの知識の掛け合いになって、21世紀のあるべき国家観、民族観、宗教観をのべています。前世紀の末に書かれていますが、いずれもすごい量と質に裏打ちされた洞察力は、まだ見ていない今世紀の現状を予言していたりして、相変わらず圧倒されるだけでした。続いてこの後、関川夏央著『司馬遼太郎の「かたち」ーこの国のかたちの十年』(文春文庫)を読みましたが、宗教のありように関して、日本の神道は宗祖も教義もないという、日本人には周知のことですが、あらためて足元を見つめ直しました。

司馬遼太郎の「かたち」―「この国のかたち」の十年 (文春文庫)

関川 夏央 / 文藝春秋


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by jf1ebpkh | 2014-08-29 23:32 | 日常 | Comments(0)