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大人の海図教室

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  今日は、10時から横浜みなと博物館で『大人の海図教室』。13時半からは、近くの県立高校での江戸学講座4回目『江戸の暦』。土曜日は忙しいのです。
  前々から、海図について教えてもらいたいと思っていましたが、これはよい機会です。定員30名のところ、応募はその3倍ほどあったそうですがラッキーでした。
  まず、陸に地形図があり、空は天気図、そして海に海図あり、から始まり、天気図は数時間で変わりますが、地形図は早くて年単位、海図は、変更があり次第変更になるという。海図はイギリスとアメリカが世界中を網羅して作成しているそうですが、日本の海図は英語併記となっていて、富士山などはそのままFUJISAN。FUJI Mt.とは表記しなくて、川の名称もTAMAGAWAで、TAMA RIVERとはしないなど、表記方の基本を学びます。記号が世界共通というのは納得します。水深の測り方、記載方、海図の大きさ(全紙、1/2、1/4の3種)、変更があった際の修正、訂正の告知方法など、地形図とは比較になりません。なにしろ、水面下の見えない世界を図にしているのですし、海図を見ているのは、世界中の人々です。地形図とは比較になりません。決めごとは、しっかり覚えなくては命と財産にかかわるのです。
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  演習もありました。海図をもとに、航海計画を立て、所要時間を算出せよという課題です。そんなーすぐ出来るんかいな、と思いましたが、今日持ってきた三角定規と、デパイダの出番です。デパイダなんて、中学の技術家庭の授業以来です。前の晩、あちこち探しましたよ。課題は、渥美半島の先端伊良湖港から、時速5ノットのヨットで、知多半島の先端師崎港へ行く航海航路を作図し、所要時間を求めよ、というもの。ヨットの吃水は5m。風による帆走など、気象条件は考慮しないという単純なもの。海図は全紙判の伊良湖水道及びその周辺。参加者一人に1枚。買えば1枚3千円以上します。廃版の海図ですが、折り目のない未使用のものです。これだけでも嬉しい。海図の水深を見、師崎港までの最短距離を線引きするのですが、航行の目印(目標)を設定しておかねばなりません。まず筒島を目標とし、次いで海上の浮漂を目指して途中で師崎に左へ舵を切る。2点航法というのでしょうか。名古屋港、四日市港など、伊勢湾に入る船は年間2万隻。そのすべてがこの伊良湖水道を通らねばなりません。各船大きさも違うし、船側も、行く方向も違います。海には干満があり、漁礁や海流もあります。東京湾のように、潜水艦が突如出てくるようなことはないでしょうが、船長さんは大変です。
e0116694_2232925.jpg 海図に関わる資料等お土産もたくさんいただきました。それらを入れる袋は、廃棄処分された海図を利用したものです。それが、地元横浜港の海図を利用したものでした。なかなか粋な袋です。
by JF1EBPKH | 2016-11-19 22:00 | 趣味 | Comments(0)