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日記


by JF1EBPKH
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診断

  先月の会社の健康診断の結果、白内障の疑いがありますから、眼科で検査を受けて下さいという報告がありました。昨年は緑内障の疑いで、今年は白内障ですかい。緑から白だなんて、信号じゃあるまいし。緑内障は怖いですが、白内障ならそんなに心配いらないだろうと、ほっといておりました。
  ところが、昨日イヤホンでラジオのニュースを聴こうとしましたら、耳鳴りがする左の耳が聞こえていないことがわかりました。歳をとって耳が遠くなるのは、私の父方の遺伝の形質だと思いますが、急に左の耳が聞こえなくなるなんて、ちょっと気になります。数年前から、時々耳鳴りはしていたのですが、2・3日で治っていたので、今回もいつもの耳鳴りかと思っていました。しかし、今回の耳鳴りはいつもと違って、時々耳の中で鉦を叩いているような、かん高い透明感のある音も時々聞こえるのです。小さな小人が耳の中にいて、トライアングルを叩いているような金属音は不快ではないのですが、耳鳴りの方は、プールで耳に水が入ってゴーっというような空気音がするのです。耳のついでに眼も診てもらおうと、近所の医療タウンと称するところに行きました。ここは、1階に薬局、2階に眼科、耳鼻咽喉科、内科など、それぞれ独立した医院が入っていて、何かと便利なところなのです。
  耳と眼とどっちが時間がかからないかな。眼の方は検査がたくさんあるだろうから、耳からやった方がいいかな、と耳鼻科を先にしましたら、これが不正解(だったと思います)。毎水曜はどこも休診なので、木曜日は午前が混むだろうと、あえて昼一番ならと推察して行ったのですが、耳鼻科は年配者達が補聴器の調整日だったのか、待合室はいっぱいです。1時間半待って診察3分。難聴の検査があって、十年前の私のカルテと比較して(昔の記録を録っといてくれていたのに驚きです)、右の耳の聴力はほとんど変わらないのに、左はかなり落ちていますね、とのこと。原因は不明。診断は突発性難聴。聞こえないんだから難聴には間違いありません。南朝も北朝もありません。「薬を出しますから、月曜日まで様子をみましょう。それで治っていなかったら、紹介状を書きます。来週の火曜日から年末の休みになってしまいますので。」と、そちらの都合の回答でした。
  次いで、眼科へ。こちらは待ち時間10分。待っている間に、視力、眼圧、眼底検査をやってくれます。この眼科はいつもそうです。こちらも前回緑内障の検査をやってもらったカルテを見ながら、「前回も老人性白内障の気があると言ってましたが、間違いなく白内障です。薬や何かでは完治しませんので、自分次第です」と、手術のこと。「6分くらいで済んでしまいますが、普通視力が0.8か0.7以下になったら考えてもいいんじゃないですか」という診断で、薬も何も出ませんでした。これで、今日の半日はつぶれてしまいました。
  歳をとるということは、元の体に戻すにも時間もお金もかかるのです。社会保障の予算が増えるわけです。歳はとりたくないですね。時間もお金も無駄をしているようで。
by JF1EBPKH | 2016-12-22 23:41 | 日常 | Comments(0)