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チャンド・バオリ

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  これ、なんだと思います。チャンド・バオリと呼ばれる古井戸なんです。9世紀頃に造られたそうで、2014年世界遺産に指定されました。今回インドに来たのは、この古井戸が見たかったから。信じられますか。日本じゃ平安時代。弘法大師の時代ですよ。深さ約30m。13層3,500段。それにしても美しい幾何学模様ではないですか。
  ジャイプール郊外のインド北西部一帯は砂漠地帯になり、このような掘り進めて造成した井戸は幾つもあるんだそうです。カジュラホとか、エローラとか、インドには山を削って寺院にした建造物がいくつもありますが、いづれも数学の知識がなければできません。巨大な洞穴をピラミッド状に地下深く掘っていって、周りをブロック石で階段状に積み上げているのです。何という労力、何という財力。マハラジャならばこそ出来たものでしょうが、この底から水を汲み上げていった人々を思うと、生きるということは何と厳しいものかと考えてしまいます。
  三面は階段状ですが、一面だけ舞台と建造物が建っています。大勢の農民が水を汲みに来て、疲れないよう楽器でリズムを奏でていたのかもしれません。農閑期には、踊りを見せたり、劇場の舞台になっていたかもしれません。村の集会場だったことは間違いないでしょう。今は村人だけの何もない寒村ですが、今後世界中からたくさんの人が訪れること間違いありません。入場料は今のところタダ。お土産屋さんもまだ有りません。このような井戸がまだまだあるということだから、また見に行きたいと思っています。
  
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by JF1EBPKH | 2017-07-28 20:24 | | Comments(0)