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日記


by JF1EBPKH
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横浜市3千分の1地形図

  横浜市は、①戦前1928(S.3)~1965(S.40)と、②戦後1954(S.29)~1965(S.40)の2回、国土地理院の地形図とは別に独自で1/3000地形図を作成しております。それは七十数枚になりますが、1枚はA3で8枚分の大きさになります。戦前の鎌倉郡瀬谷町は昭和14年に横浜市に編入され、横浜市戸塚区瀬谷町になります。町域は上記の地図上で上瀬谷・瀬谷・下瀬谷の3枚にわたり、逗子市より広い町でした。
  我が家族が山形の疎開先から瀬谷町へ来たのは昭和29年。瀬谷町が3枚の地形図に描かれる測量が行われた時期になります。家の周りは雑木林と桑畑、イモ畑で、田んぼは小さな川沿いにあるだけでした。その当時の様子が1/3000地形図でよくわかります。
  ところが、この地図が3月29日㈮を最後に、見ることが出来なくなってしまったのです。“1/3000横浜市地形図”をいくつかのサイトから検索しても、[見つかりません]としか表示されません。新年度から見られなくなったのは、役所の都合だなと思い、管轄する横浜市建築局に問い合わせをしようとしましたが、今この局はありません。現在は、横浜市まちづくり調整局都市計画課に名称変更しております。誰でもわかる一般普通名称から、横浜市役所内だけでしか通じない部署名に何故換えたのか。市役所に務めている知人に聞いても判りにくくなってしまってとのことでしたが、これは市民から来るクレームがどこに問い合わせたらいいのか判らなくするためだなと思います。今回がまさにそうだと思います。
  話を戻しますが、1/3000地形図の現物は、横浜開港資料館が持っていると記憶にありました。実物大の複製とコピー(有料)が出来るとも。今日は、横浜開港資料館の講堂で《横浜郷土史団体連絡協議会 第14回定期大会》があり、それに出席することになっていました。昨年も我が地図くらぶの会長氏とともに出席しています。なので、ついでに資料室によって、現物をコピーしようと思いました。ところが、
ここにも瀬谷の1/3000地形図はありませんでした。戦前の旧市街地の地形図はあります。パソコンの画面で、出てこないことも確認してもらいました。用が足りないので、係の人は市史編纂室の案内をくれましたが、そこに電話をしましたが昭和30年代の地形図は無いとのこと。あるとすれば図書館かなぁ、との回答でした。市史編纂室は、野毛の横浜市中央図書館の地下にあります。大会の開始時間が迫っていましたので、結局野毛までは行かなかったのですが、それまでの時間が惜しいじゃないですか。また出直しです。
横浜市3千分の1地形図_e0116694_17034965.jpg

by JF1EBPKH | 2019-04-20 21:26 | 趣味 | Comments(0)