最近の研修旅行事情1
2008年 05月 11日
連休が明けると、学校は本格的に授業が始まります。今年の研修旅行の計画も正式に動き出します。大学は、服装学部と造形学部、それに語学関係がありますが、私は主に造形学部の研修旅行をやらせてもらってます。服装学部はほかの社員に任せていますが、今年はいくつか私も企画見積もりを出さねばなりません。もちろん、他社との相見積もりになります。学校関係の研修旅行は、だいたいどこも同じ年間スケジュールで動くので、海外へ行く予定のものは、航空機の座席を取るのが大変です。成田→パリ間は毎日6便飛んでいますが、昔のようなジャンボではなくなっているので座席の絶対数は少なくなっているし、航空会社も団体で安く売るより、個人客に席を売った方が単価が高いので、団体枠を少なくしております。1日の団体座席が4~5百席しかないところへ、日本中の学校からリクエストが上がるわけです。学校団体は皆同一行動をするので、一団体百人を超えるとまずアウト。航空会社は座席を出して来ません。ましてや、ヨーロッパ内で乗り継ぎや、利用便があると、一機百席なんてとても無理。これはホテルも、レストランも同じ。最近は大きな団体の方がデメリットが大きいのです。私の店舗だけでも、12月の上旬だけで千名を超える学生をパリへ送り出すのです。隣の代々木にある某美容学校も全く同じ時期にほぼ同数送ります。学校はこれだけではないし、一般団体もあるし、パッケージツアーもあります。企画内容や見積もり金額以前に、座席やホテルの部屋を押さえることで勝負が決まってしまう昨今です。
by jf1ebpkh
| 2008-05-11 22:33
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