人気ブログランキング |
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

カテゴリ:仕事( 191 )

  昨日から、NHKのBS放送で1980年4月から月一回毎に放映されていた『シルクロード』が再々放映されています。中国がまだ自由に旅行が出来る国ではなく、NHKが放送1年以上前から取材交渉を始め、やっと実現できた企画でした。 画面に映された長安、敦煌、楼蘭など、探検隊でしか行くことが出来なかったシルクロードをお茶の間で見ることが出来て、一気にシルクロードブームを作ってしまった番組でした。ヴィデオレコーダーはまだ高価で普及していなく、でも私はどうしてもヴィデオに録っておきたく思い、ようやく機器を買ったのは8作目からです。VHSの録画テープも高くて、当時録画したものは手元にありません。しかし、やはり第一回目からのものが欲しく、再放送があったものの、その後私はNHKのVHS版を全巻購入しています。これは今も書棚の一角にありますが、今見るにはVHS専用の機材を出して、画像はブラウン管テレビに映さなければなりません。それが面倒なので、今回CDに録りなおしているところです。昨日は第一回目“遥かなり長安”。長安の鐘楼から陳舜臣さんが解説を始め、その頃発見されて間もない兵馬俑抗や郊外の華清池、乾陵が紹介されます。写された乾陵は、私がその後初めて訪れた時そのままの景色でした。2年前の春、一週間旅した際訪ねた乾陵は参道がもう公園のように整備されてしまい、初めて目にした乾陵ではありません。今回もう一度、あの荒涼とした乾陵を見ることが出来ました。
  私が仕事に旅行会社を選んだ理由は、いつか中国に行けるのではないかな、とふと思ったからです。学生時代は海外旅行など夢のまた夢。しかし、いつか行ってみたい。目的地は長安。空海、円仁、阿倍仲麻呂などが憧れた長安です。
   その募集ツアーの企画は、入社後6年目でしたでしょうか。支店長から「お前中国に行きたいだろ。やってみるか」と言われた内容が、❝敦煌・西安・シルクロード15日間❞でした。支店長のお客様方のグループです。その支店長は、インドのデリーからイギリスのロンドンまで2週間のバスツアーとか、アフガニスタン、イスラエル、オーストラリアの砂漠ツアーとか、かなり危ない要素がある、けれどその支店長だから参加したい、というお客様をたくさん持っていらっしゃる方でした。しかし、当時の中国ツアーは、行ってみなければホテルも移動手段も判りません。最終日程表は、現地にて確定しますという内容でしか書けないものでした。参加代金は85万円。15名集まったので、80万円で結構ですと割引が出来ました。でも、結局そのツアーの添乗は、私がほかのツアーの添乗と重なってしまったために、ほかの人に任せるしかありませんでした。代わりに行った添乗員は中国などにまったく興味がなく、有難迷惑な添乗としか思ってくれなかったのでガッカリでした。
  その支店長はその後弊社のブランド〝MACH〟の事業部長として取締役となり、ブランドイメージ・コピー「語りたい旅があります」と写真家の浅井慎平氏をモデルにしてポスターを作りますが、その支店長のご実弟が写真家で作家の藤原新也さんなので、宣伝ポスターなら、『インド放浪』とか『全東洋街道』『西蔵放浪』などを出版して、かなり売れっ子になっているご実弟を起用したほうがよほど宣伝になるのにと思っていたのですが、「それはよろしくない」とのことで、支店長のヒトを感じたものです。 
e0116694_00014155.jpg
  NHKの再々放送を見ながら、「私にも語りたい旅がたくさんあるなぁ」と、独り言をつぶやいておりました。
by JF1EBPKH | 2019-08-14 00:03 | 仕事 | Comments(0)

退職数日

e0116694_22250426.jpg
  一昨日、最後になった私物を取りに2週間ぶりに会社へ出掛けました。本やファイルなどと一緒に送りましょうかと言ってくれてたのですが、接客カウンターに花活け用に置いてあった信楽焼の茶壺や、毎日座っていたイスの座布団など、壊れ物だから取りに来るからといって、会社への用事を残しておいたのです。ロッカーにはもう着られなくなってしまった換え上着も2着まだ残っていて、茶壺のパッキン代わりに大きな風呂敷包にしました。
 「座布団をとったイスに、もう座ることは出来ないんだな」。渋谷営業所から46年間勤めたことを想い返すと、少し感傷的になってきます。でも、私にとっては良い仕事に恵まれたと思います。「お前は趣味で仕事をしている」と、先輩からよく言われてました。結構自由度の高い会社だったと思います。自分が行きたいところへお客様を集めさえすれば、それが仕事になったのですから。時代も良かったのでしょう。「こんな先輩もいたよな」と、後輩が羨ましがる話題が提供出来たら私の本望です。
by JF1EBPKH | 2019-07-11 22:58 | 仕事 | Comments(0)

仕事納め

  午前中に、成城大学へ先月の研修旅行の精算書を届けて、今年の私の仕事はとりあえず終了。帰りに梅が丘の『美登利寿司』で大漁ランチを食べて打ち上げです。来年の仕事もいくつか入ってはいますが、年内にやらねばならないような急ぎのものはありません。事故も病人もなく、今年も無事終えることが出来そうなのは何よりです。でも、最近は固有名詞がすぐ出てこなかったり、忘れる事が時々あったりして、ボケたなと思うことがしばしばです。体力の衰えは自覚してますし、敏捷性や瞬発力は無いも同然かもしれません。好奇心はまだあると思っていますが、すぐ本を買ったり、博物館などへ行くことは減りました。これは自分自身でも悲しく思います。新しいことに、億劫になっていますね。電気製品のマニュアルとか読む気がしないもの。やですね、年寄りは。来年はどうしているかわかりませんが、症状が良くなっていることはないでしょう。
 

by JF1EBPKH | 2018-12-07 22:54 | 仕事 | Comments(0)

宮城県に来ています

e0116694_20042702.jpg
昨日より、大学生達約70名ばかりと、宮城県に来ています。今は県境を越えて、山寺にいます。写真は麓から立石寺の五大堂を見上げていますが、ご覧のように大変良い天気です。私も登って行きたいのですが、ちょっと左足が心配なので若い衆に頼みました。彼は山寺は初めてだというし、私は何回も登ってますしね。今朝の宮城県側は靄ってて、鳴子峡も冬めいていたのに、奥羽山脈を越えるとこんな天気でした。e0116694_20155735.jpg     昨日は、くりこま高原駅で降りて登米(とめ)市まで。登米(とよま)町では、明治時代の擬洋風建築物の幾つかを見学しました。警察、能舞台、旧水沢県庁舎など、登米町には見たいものがたくさんありましたが、圧巻はやはり小学校です。これは素晴らしい。明治時代の小学校建築には、松本の開智学校などもあって建築物としても美しいですが、ここの登米高等尋常小学校は白眉です。こんな田舎になぜこのような美しい建築物が今も残っているのでしょうか。それは帰ってから書くことにして、昨晩は鳴子温泉に泊まりましたが、良い宿でした。  今朝の、鳴子峡
by JF1EBPKH | 2018-11-08 13:37 | 仕事 | Comments(1)

京都2日目

さて今日は京都2日目。日程は、京大ips研究所ーーみやこメッセ《伝統工芸産業館》ーー並河靖之七宝記念館ーー(青蓮院・知恩院・円山公園)ーー二年坂・産寧坂・ーー三年坂美術館ーー清水寺ーー宿ー京都駅です。もう、お得意のコースですが、京大のips研究所は初めてです。宿は、京都国立博物館のすぐ裏なので、京大にいく前に、豊国神社と方広寺に寄ってみました。宿のある場所も含めて、ここいら一帯は秀吉が京都大仏を造った方広寺の旧境内地です。方広寺の釣鐘(国家安康・君臣豊楽の銘が鋳ってある)は、昔は必ず教科書に写真が載っていたと思いますが、今は出ていないようです。でもお二方の先生は是非見たいとのご要望なので、ちょっと寄ってみました。ついでに、耳塚も。豊国神社は明治になって、明治天皇が新たに創建したこととか、京博の周りの巨大な石垣は旧方広寺のものだとか、今に残る正面という通りの名前も大仏の正面=大仏参りの参道だったからなど、いろいろ話が出てきます。
e0116694_19364003.jpg
東山七条から京阪電車に乗って、丸太町まで。昨日の地下鉄も丸太町駅でしたが、今日は鴨川の東側です。京大の医学部は広大な敷地だし、ips研究所など縁もゆかりも知人もないど素人が、物見遊山で行ってもいいのか、とは思いましたが、1階のロビーにガイドコーナーがあるとのことなので、もう興味半分どころか、興味100%。しかし、立派な建物の中に、そのコーナーがありました。私は、あの音楽会をやっていたような雨漏りする京大講堂を想像していたからです。回りは、研究施設ばっかりです。先日ノーベル賞をとった先生の免疫関連の施設もあります。静かな陽当たりの良い研究施設がたくさん並んでおりました。
 e0116694_19381256.jpg   次は平安神宮の方へ歩いて移動です。ここも明治時代の創建。ご祭神は桓武天皇で、と、いろいろ雑談をして、岡崎の旧勧業館へ。何とかメッセなんていう名称に今はなっていますが、勧業館の方がピンと来ます。地下に、伝統産業関係の展示と実演場があります。今日は京都象嵌の実演をしていました。我々の他にお客さんは誰もいないので、象嵌の職人さんはここぞとばかり説明と実演をしてくれます。お二人は象嵌というものを初めてご覧になったようで、へぇーがいっぱい出てきます。今日のテーマ、超絶技巧の始まりです。

by JF1EBPKH | 2018-10-26 21:45 | 仕事 | Comments(0)

京都にいます

e0116694_06140658.jpg
今回は、先生方の研修に同行アドバイサーのような添乗です。観光地ではなく、生徒さんたちが探究心が芽生えるような研修先を、というオーダーです。京都駅で待ち合わせまして、まず〝山田松香木店〟へ。先生方は、こちらで《源氏香》の体験学習。五種類の香を焚き、同じ香りがするものがあれば線で結んで、それを源氏物語の54帖に合わせた文様の柄に合わせ答えるというもの。ある先生は、作法に気を取られて香をきくという行為が二の次になってしまったとおっしゃっていましたが、5点満点で2点獲得。スゴイです。私は撮影係でしたが、この香木店では、以前下の娘と調香をさせていただいたことがありました。香には少しばかり興味がありますので、道具やら香木やらをいくらか持っていますが、厳かで優雅な趣も有りますので、若い人に先生からいろいろ宣伝をしていただければと、願っております。   e0116694_06301544.jpg そこから府庁舎へ。かっての京都守護職の屋敷跡です。続いて二条城。府庁舎に行く少しまえに、信長が築いた旧二条城の石碑なども見ていますし、二条城までに堀川高校が実は信長が光秀にクーデターを起こされた本能寺の変の跡地に建っている事などをご案内しましたら、とても驚かれました。二条城手前の幼稚園は、京都所司代の跡地です、京都東町奉行所跡ですとか、ここいら辺はもう説明がいっぱい必要です。
二条城は、明治維新150年にあわせて工事を完了させていますので、この前まであったシートもはずされていて、桃山時代の家光のご威光で建立された往時の姿がご覧いただけて、本丸や、天守閣跡などタップリご案内させていただきました。最後に京都御所。冷泉家がある同志社側にタクシーを止めてもらい、北側から京都御苑の中へ。御所の鬼門除けやら建礼門。少し歩き疲れてはいましたが今日はたっぷり歩いて、明日は京大ips研究所から、超絶技巧の並河靖之記念館、三年坂美術館、京都メッセの伝統工芸センターなどを見て回る予定です。明日も、今日以上歩いていただきます。

by JF1EBPKH | 2018-10-25 22:09 | 仕事 | Comments(0)

国東へ行って来ました

国東・両子寺(ふたごじ)山門前の仁王像
e0116694_21172470.jpg
    一昨日から、大分の国東半島に行って来ました。某大学の美学美術史学科の大学院生の研修旅行です。私をいれて総勢11名。貸切バスはゆったりでしたが、仕事としてはゆったりではありません。先月24日の参加人員状況では、最低催行人員15名のところ、7名様の申込みでしかなかったからツアーキャンセルするしかないな、と決めていたほどです。
  ところが、主任教授が昨年も流れているので、今年はぜひ実施したいとのご意向。ならば、他大学ではありますが、私の知人が参加しても宜しいかとお伺いを立て、急遽人探しとなりました。参加いただいたのは、いずれも60歳後半のかたがた数名様。学生より、高齢者が多くなってしまった研修です。添乗員も予定していなかった代金でしたので、私も有料参加です。
日程は、①日目:大分空港→八幡奈多宮→瑠璃光寺→杵築(昼食)→臼杵→別府(泊)
    ②日目:→熊野磨崖仏→真木大堂→元宮磨崖仏→富貴寺(昼食)→長安寺→
          宇佐神宮→宇佐(泊)
    ③日目:→大分県立歴史博物館→両子寺→大分空港  です。
かなり昔(前世紀)、六郷満山の同様のコースを回っております。臼杵の大日如来さんの頭がまだ地面に置いてある時代でした。私自身、もう来られないかなと思っていましたが、これも何かの仏縁。おかげさまで雨には降られませんでしたが、残暑が残り、汗を拭き吹きの研修旅行でした。
  
e0116694_21411461.jpg
国宝 富貴寺(ふきじ)
by JF1EBPKH | 2018-09-19 21:41 | 仕事 | Comments(0)
妙心寺伽藍(仏殿・法堂・右奥は大方丈)
e0116694_21334611.jpg
  6月5日から今日(6/8)まで、3泊4日の添乗に出ておりました。奈良→和歌山→大阪→京都です。見学先は昨年同様、貝ボタン製造、ソックス製造、高級カシミア紡織などなどですが、京都の2日間は妙心寺と天龍寺のどちらも普段非公開の法堂の龍の天井画比較をお寺のお坊さんに話していただき、最終日の今日は銀閣寺から南禅寺までの哲学の道散策です。いわば前半は視察研修、後半は文化史的研究とでも言いましょうか。特に、天龍寺のお坊さんの話が良かったですね。 今回の学科には、中国、韓国からの留学生が十名近くいるので、アジアの龍は権力の象徴であり、五本爪、四本爪、三本爪の龍のいわれや、比較してヨーロッパのドラゴンには羽があるため水平飛行が出来るが、アジアの龍は昇ることしかできないなど、ハリーポッターなどを例にとって、アジアの龍とサタンの生まれ変わりのようなドラゴンの話など、学生にも好評でしたが、お坊さんもなかなか大変です。
e0116694_16334210.jpg
妙心寺 狩野探幽筆(三本爪)
e0116694_16351259.jpg
天龍寺 加山又造筆(五本爪)
by JF1EBPKH | 2018-06-08 22:33 | 仕事 | Comments(0)

添乗に出ておりました

e0116694_23164706.jpg  22日から、和歌山・京都・岐阜へ3泊4日で添乗に出ておりました。テキスタイル科の研修旅行です。行程は昨年と同じですが、研修ですので観光は一切なし。企業訪問と、講議です。企業訪問は、私も大好きですので、喜んで添乗させていただいております。特に今回は学生の意欲が高く、多くの質問が出て大変良かったと思いました。最近の学生は、冷めているのか無関心なのか、張り合いのないことばかりで、ガッカリさせられることの方が多いのです。時間と経費を使って効果がなければ、学校は研修旅行をやめてしまうかもしれません。そうなれば当方も大変です。まずはめでたし、めでたし。e0116694_21025266.jpg 






 写真の御城は信長の岐阜金華山城です。義父の齋藤道三の時は稲葉山城だったところです。岐阜の宿はずーっと「十八楼」にしてますが、今回初めて自室から山上のお城が見える部屋にアサインされました。e0116694_21080617.jpg 窓は川虫が入るので開けないで下さいと注意事項があって開けられないのですが、西日に輝く夕暮れから、夜はライトアップされたお城がいつでも眺められます。何という贅沢なんでしょう。天下布武。信長が井之口という地名を岐阜(名称のいわれはいろいろあるようです)に換え、金華山からの眺望に満足したのは間違いないところでしょう。  宿に、明治22年の岐阜市の地図が掲げられておりました(岐阜市街新全図)。明治22年は、日本に市制がひかれた年です。その地図はケバ式の地図で、金華山や麓を流れる長良川が実に綺麗に描かれておりました。コピーして、持って帰りたいと思ったほどです。
by JF1EBPKH | 2018-05-25 23:18 | 仕事 | Comments(0)

五箇山

e0116694_1035082.jpg
昨日より、富山へ来ています。新幹線で富山で降り、高岡の瑞龍寺、鋳物資料館のある金屋町の町並みと。土蔵造りの山町筋と呼ばれる歴史的町並み保存地区など、毎度のことながらの場所です。泊まりは五箇山の国民宿舎ですが、貸し切りました。宿の職員がコキリコの保存会の若衆でしたので、チェックインの際お邪魔でなかったら1曲踊りましょうか、とたずねられましたので、願っても無いこと。今回の専攻科は、柳田國男の後輩たちです。どこまで知っているかは分かりませんが。でも、今回の学生は質がいいです。お育ちがいいのかも知れません。
五箇山は何年ぶりでしょう。十年は経っていないと思いますが、もう来られないかも知れません。最近は何処へ行ってもそう思います。何処に行ってもそこの生活があって、旅人はただ傍観しているだけ。所詮、余所者なのです。もう、何処にっても選ぶ事は出来ません。出来れば、もっと密に浸りたいのですが。


by JF1EBPKH | 2017-11-09 10:03 | 仕事 | Comments(0)