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<   2008年 04月 ( 10 )   > この月の画像一覧

最近読んだ本の中から

関榮次著『チャーチルが愛した日本』(PHP新書)。あのチャーチルが、日本に対して好意と深い理解を示していたなんて知りませんでした。幼少の頃、愛する母から伝えられた美しい日本の印象が、彼の対日観に大きな影響を与えていたなんて。チャーチルの両親は明治の日本を訪れ、ことに母親は日本の人情、自然、歴史、文化に感激して帰国したのだという。外交正史には出てこない話。
 そして、西岡常一・小川三夫・塩野米松の『木のいのち 木のこころ』(新潮文庫)。天地人と三部作で分割されていたものが、このたび文庫本で合冊されました。その塩野さんの著『失われた手仕事の思想』(中公文庫)、また、小川三夫さんの弟弟子にあたり、西岡常一さんを師匠とする菊池恭二さんの『宮大工の人育て』(祥伝社新書)。この3冊は職人としての哲学、徒弟制度、そして私にとって興味深かったのは、仕事として宮大工を選んだ人たちの職業感が描かれていたこと。肩肘張って宮大工になった人なんか誰もいなかったことにホッとしました。職人ではもう一冊、いとうせいこう著『職人 ワザ』(新潮文庫)。これは都内の職人探訪記。これにも職人の技と人生観がうかがえ、文章も軽いのでおすすめ。
 もう一つおすすめは、城山三郎著『無所属の時間で生きる』(新潮文庫)。『もう、きみには頼まない』とか、『そうか、もう君はいないのか』など、書名だけで哀感を感じてしまう。惜しくも昨年亡くなられてしまったが、この人が描く人生は重い。吉村昭さんの作品とともに、この人の著作ももう読めないかと思うとさびしい。
この日、この空、この私―無所属の時間で生きる
  
城山 三郎 / / 朝日新聞社
ISBN : 4022573791
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これは単行本発刊時
by jf1ebpkh | 2008-04-30 23:04 | Comments(1)

ゴールデンウィーク(GW)

 昨日から前期ゴールデンウィークです。私は29日も出番ですから、後期がGWです。楽しみは、いつもあとにとっておく人ですので、これでいいのです。後期恒例者。2日から6日までの5連休、はて何をしましょう。海外は混んでるし、高いから初めから予定ナシ。安近短でいきます。タケノコ堀りの日帰りのバス旅があれば申し込むつもりでしたが、な、なっないです。はとバスにも、クラツーにも神奈中バスにも。いつもなら伊豆の一条タケノコ村とか、房総の大多喜へ行くのがあるのですが。どうしましょう。
そこで、前々から行ってみたかったんですが、由比へサクラエビを食べに行ってみようと思ってます。3日はサクラエビ祭りがあるんだそうですが、どんなお祭りでしょう。私はサクラエビのかき揚げが大好きなので、これだけでいいのですが(生はひげが邪魔です)、ほかにもいろいろ食べられそうです。
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牡丹が咲きはじめました。なんて中国的な花なんでしょう。でも、大好き。
by jf1ebpkh | 2008-04-27 23:03 | Comments(0)

育てる

花の命は短くて、……。そうです。花の命は短いのです。それなのにチューリップの花はキル。パンジーは引っこ抜く。情けない。ビデオに撮られた前橋のサラリーマン風の男は、どんな気持ちで花壇を荒らしたのか。花の咲く日々は本当に短いものです。育てるのに一年。花は一瞬。でも、その時が嬉しいから育てる。およそ、モノを作る、育てる人にとって、その嬉しい時があるからこそ苦労を惜しまないのです。たぶんこの人は、何も育てたことがないのでしょう。作ったこともないのでしょう。最近読んだ塩野米松著『失われた手仕事の思想』(中公文庫)には、`携帯電話やパソコンのように手仕事の時代の後の時代から出てきたものは、その使い方にマナーが出来上がっていない’と同じように、人間もそのように育てられてしまったのでしょう。ましてや、それを真似て同じことをする輩が次々と出てくるなんて、まことに心ない時代風潮です。
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このフジも、年々咲かなくなったので、昨年から丸一年養生させました。
by jf1ebpkh | 2008-04-26 23:07 | Comments(0)

また、平等院

JR東海の`そうだ 京都 行こう’のポスターは、また平等院です。藤棚越しの鳳凰堂です。私が中学3年の修学旅行で、初めて平等院を見た季節も5月。雨上がりの翌日で、唐招提寺の境内がキラキラ朝露に輝いていたのと、平等院のフジが丁度こんな風に咲いていました。私の古美術の原点であります。翌年の夏休み、一人で出かけた京都と奈良。炎天下の中を歩いてきて、お堂の中で一休みをしていました。今、お堂の中には15分しかいられません。一回30名まで。入れ替え制になっています。もう少し、ゆっくりさせてくれてもいいじゃないですか。私みたいな少年がいるかもしれませんよ。
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by jf1ebpkh | 2008-04-18 22:57 | Comments(1)

せんとくん

  奈良遷都1300年のマスコットキャラクターの名称が決まりました。“せんとくん”だそうです。私は、“なら坊”で応募しましたが、はずれました。しかし、昨日の発表前に誰かさんのブログに、名前は遷都にちなんで“せんとくん”だな、とあったので、出来レース?と不審に思っています。また、奈良の商店会などは、このキャラでなく一般募集を始めています。私自身はこの薮内さんの意匠は嫌いではないので(我が家は薮内ファン)、これでいいと思っていますが、これは好みなのでねぇ。奈良の各寺院も、この角の生えた童子は掲示しない意向なんだそうで、この先どうなるんでしょう。
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by jf1ebpkh | 2008-04-16 17:15 | Comments(0)

花にも食欲がわく

 スーパーに筍が並びはじめました。今は九州産が多いようです。竹カンムリに旬と書いて筍。漢字は実にうまく出来てます。先週も孟宗の太いものを鍋いっぱいゆでました。筍なら毎日でもいいです。昔一週間ほど毎日食べていたら、さすがに胃がアクにやられたようで、以来少し気をつけてます。あればあるだけ食べてしまうので。
 畠にナバナ(写真)を植えていますが、アブラナ科では‘ノラボウ’が最高の品種と思っています。けれどこれはあきるの市だけでしか美味しく育たないので、これは現地で育てている知人から毎年送ってもらってます。これは、ナバナよりおいしい。甘くてやさしい味です。最近プチヴェールという味は芽キャベツに似ているけど丸くならない新しい野菜があり、これも気に入ったので、種屋さんに予約入れてます。秋蒔きになります。
 秋は、菊の花を見ると‘うまそう’と思うし、植物でも十分食欲を刺激します。ゼンマイはすぐには食べられないけど、フキ、ワラビ、タラノメ、コゴミ、ミズ、アケビの木の芽など、昔の人も春の植物に食欲をわかせたにちがいありません。でも、こんなものよく食べますね。学生に山菜料理を食べさせたことがありましたが、アンケートには雑草を食べさせられたとあって、大変ガッカリしたことがありました。
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手前から、牡丹、チューリップ、ナバナです。
by jf1ebpkh | 2008-04-13 22:31 | Comments(0)

薬師寺

 今日のNHKハイビジョン特集は『薬師寺』を2時間。先日もTBSで東博の照明デザイナーが両菩薩の照明方法の話を放映しておりましたが、NHK教育の‘日曜美術館’はまだ薬師寺やってませんね。CMがない分と、過去資料をいっぱい持っているだけNHKの方が中身濃いです。内容は、日光、月光両菩薩が東博へ出開帳される1年前からの準備と、薬師寺再建へ至る高田好胤管長と西岡常一棟梁のことがら。東塔の逓減率や柱の傾き、梁の水平など、やはり職人技は素晴らしいと思う。仏像も建築も、1300年も前に作られたものなのに、いまだにこれを越えられない。唐招提寺もそろそろ覆屋が取れるころですが、これはTBSがスポンサーだから、NHKは特集組まないだろうな。
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この照明は、薬師寺で作業のためのあかりです。これでもいつもより良く見えます。
by jf1ebpkh | 2008-04-09 23:45 | Comments(0)

ドーナッツ対アンパン

こんな雨風の強い日は並んでいないだろう、と思って行ってみたら、それでも並んでいました。新宿の某ドーナッツ屋。いつ行っても長蛇の列。たかがドーナッツなのに、待ち時間1時間以上なんて信じられますか。地方からも買いにくるんですよ。たかがドーナッツですよ。でも、どんな味なのか気になるじゃありませんか。
‘ただいまの待ち時間20分’とあったので、とうとう並んで、買ってしまいました(写真)。雨風の中を、ひっくり返しちゃいけないと思って、傘やらカバン、本などとちょっと大変な思いで持ち帰ったのに、「あら、それ前食べたわよ」とカミさん。そんなの記憶にありません。食べたかも知んないけど覚えてません。せっかく雨風の中持って帰ってきたのに。
そしたら、上の娘がジャムおじさんの‘アンパンマン’と‘ドキンチャン’パンとやらを買って帰っていたのでした。ジャムおじさんのパン工房は、横浜のみなとみらいの“アンパンマンミュージアム”にしかないのだそうです。
たかが、あんぱんだろーに。e0116694_22205482.jpg
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by jf1ebpkh | 2008-04-08 22:23 | Comments(1)

春の憂い

  昨日、今日と入学式が行われてます。また、我が社にも新入社員が入ってきます。昔を振り返って、新しい環境で、「さぁ、」と希望に燃えていることでしょうが、私の頃の思いと、今の人はちょっと違うんじゃないかとしばしば思うことがあります。冷めているというか、諦めているというか、あまり情熱が感じられません。ニートとか、フリーターとかあいまいな人生設計しか描けない世相を作ってしまったのは、団塊の世代と言われる我々の責任ではないかと思うのですが、“殺すのはだれでも良かった”“殺せば刑務所に行けると思った”など、若い人に言わせてはいけません。絶望的な言葉です。
  今の時代を悪く(私の主観ですが)してしまったのは、日経とマイカーだと私は思っていますが、若者に閉塞感があるのは事実だと思います。親の時代は右上がり。自分の時代は右下がり。十年後の自分を描ける?と何人かの後輩に訊いたことがありますが、!?でした。若い人が希望を持てない、持ちにくい国に明るい未来は描けません。なんとかしたいです。
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我が町の桜の名所。桜祭りは先週終わってしまいましたが、まだお花見は可能です。
by jf1ebpkh | 2008-04-06 12:08 | Comments(0)

写真展:北京紫禁城

 『東京写真美術館』に`紫禁城写真展’を見に行ってきました。某先輩のお勧めです。3時からちょうど‘紫禁城の建設’(45分)映画をやってましたので、それも見ました。中国製で、出来は良くありませんでした。
 写真展のほうは、小川一真(おがわかずまさ)さんという、明治時代に義和団の乱の鎮圧のあと建築家の伊藤忠太の調査プロジェクトに参加した際、ガラス乾板に撮られたものだそうです。その乾板は、東京国立博物館が保存していました。その100年前に撮影されたものと、2005年に同じアングルで撮られたものが並んでいました。ともに鮮明な画像です。今の“紫禁城”は草など生えていませんが、100年前の太和殿、国家の最重要儀式が行われる広場には草が生えています。映画‘ラストエンペラー’の華やかさはありません。玉座、その上の天蓋にある五つ爪の龍が持つ玉。埃が積もったような画像は、王朝の黄昏そのものです。華やかだった時があっただけに、祭りのあとのような寂寥とした空気まで写っていました。
 
 
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帰りに目黒川に周ってみました。夕暮れの桜です。
by jf1ebpkh | 2008-04-03 22:36 | Comments(2)