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<   2008年 12月 ( 11 )   > この月の画像一覧

大晦日

   とうとう大晦日です。今年は年末の休みをいつもより長く取ったせいか、大掃除もゆっくりできて、慌ただしい年の瀬は感じられませんでした。テレビも年の瀬を感じさせるものがなく、見るものがありません。年の瀬はもっとセンチメンタルな気分で送りたいと思っているのです。
   人生を天秤にすると、来し方の方が長くて、行く末がもう短くなっているのでしょうが、行く末は見えないから生きていけるのでしょう。なのにこの国は、老人にも、若い人にも希望を持たせない国になってしまいそうです。来年はどんな年になるのでしょうか。自分で出来ること、出来ないこと。あいだみつおさん流にいえば、出来なかったのか、やらなかったのか、どっちかな?ということになるのでしょうが、出来ることからやらざるを得ません。
   正月はまた例年どうりに過ごすのでしょうが、明日はなにもせず、2日目は鎌倉へ初詣で。あとは、大掃除のとき出てきた軍艦のプラモデルでも作ってましょうか。
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老婆蝋梅とはよくつけたものです。本当に蝋細工みたいに咲きます。それにとてもよい香りがします。つぼみが大きくなるとヒヨがつまんでしまうので、ネットをかけてはいますが。
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by jf1ebpkh | 2008-12-31 23:19 | 日常 | Comments(1)
今日は朝から良い天気。関東の冬は毎日晴天だから、冬は断然関東がいい、とは連れ合いの感想。今朝はそんなに寒くないので、絶好の大掃除日和です。障子の張り替え、ガラス窓拭き、玄関から風呂場の掃除と連れ合いの命令は絶対です。襖の張り替えも言われたのですが、そんなにはできません。でも、襖は大分陽に焼けてきてますので、近々やらねばならないと思っています。風呂場に障子を持ち込んで桟を洗い、ベランダに出して乾かしている間に風呂場と、玄関。桟が渇いてから障子紙を張るわけですが、昔は巻紙のような障子紙でしたのに、最近は1枚べたっと張るものばかりです。襖紙も一緒です。襖は高校の落研の頃から張っていたので(口座の背景に襖を利用してましたので)自信はあります。それにしても、日本の建具は紙と木だけです。燃えるはずです。
   先週、京都の養源院で宗達の杉戸を見てきたばかりでしたので、襖もいいけど杉戸もいいなあ、なんて考えてました。また、智積院の金壁の襖はどうでしょう。西本願寺の白書院、黒書院、鴻の間も私は好きです。桃山時代は豪華絢爛。バブリーな時代です。不景気風を吹き飛ばして、みんな元気な時代にしたいじゃありませんか。
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玄関の額も替えました。志ん朝さんや寄席文字橘流初代右近さんの千社札もあります。
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by jf1ebpkh | 2008-12-28 23:39 | 日常 | Comments(0)

京王古本市

   年賀状を作らなければいけないのに、京王百貨店の古本市へ。今日が初日です。昔は年始に開かれていたのに、何年も前から年始は‘駅弁大会’の会場になってます。売上は駅弁の方がよいだろうなぁ。古本市なんて、中年の親父しか来ないもの。京王の古本市は地元東京はもちろんですが、京都、大阪、弘前の成田書店も常連です。でも、いつもより出店してる店は少ないような気がしました。
  会場を一通り見て回って約4時間。収穫は、奈良博の図録『天平』。平成10年実施のもの。
同じく大阪市博で平成4年実施の『天理秘蔵名品展』の図録。これは、古本業界の神様と呼ばれた故反町弘文荘さんが納めた稀購本の数々がある天理図書館と、天理参考館が所蔵するコレクションの図録です。双方重たい。あと、理工学社の原田多加司著『檜皮葺職人せんとや生まれけん』。これは新書が出る前の本。草思社『木の教え』塩野米松著。この人の木に関する本はいろいろ読みましたが。おもしろいのは、徳間書店が鉄道100年記念で出したイラスト図『鉄道100年ロマンの旅』。これは、明治の蒸気機関車から特急つばめの機関車C62、そして新幹線までを11面の図にして額装出来るようにしたもの。B3版ですので大きい。あと、岩波写真文庫(古いなぁー)の『正倉院』Ⅰ・Ⅱ。これは1っ冊105円。正倉院の御物を修復している写真がいっぱい載っていて、チリやゴミのような中から、くっついてしまった繊維からどのように復元していくかの様子が色々出ているのです。これはめっけもの。
   今回は、いわゆる紙ごみと呼ばれる切符や入場券、ポスター、絵葉書、案内書などがかなり出ておりました。今、このようなものの値が上がっているのです。書籍は値崩れしているのに。特に刷り物が高く、ポチ袋や引き札など、昔は市場に出てこなかったものが結構出ておりました。千社札も少しあって、値を見たら交換用の納札でしたが、多色摺りとはいえ3枚三千円。これは高すぎるでしょう。引き札の状態の良いものは一万円以上です。くやしい?から1枚買っておきました。
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折り目もシミもなく、美品です。ほぼB4判ですが、これで5,250円。会場内ではt安い部類になります。
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by jf1ebpkh | 2008-12-27 00:16 | | Comments(0)

年賀状

 私は今日から冬休みです。年賀状でも作ろうと思って、何年ぶりかでプリントゴッコを出しましたら、何とまあ乾電池が入れっぱなしになっていて、電極の銅板にびっちり錆びが出ておりました(先の藍銅鉱のような色に)。プリントゴッコはもう生産されなくなったので仕方なく廃品です。もったいない。簡単、便利だったのに、ここにも技術革新です。
  そこで久しぶりに木版画でやろうとしたのですが、段取りだけでも予定以上に時間がかかってしまいました。彫刻刀は切れが悪くなっていて研ぎなおし。絵の具は固まってしまったのもあって、買いたしに。版下用の薄紙はどこに紛れたか見つからず。最悪なのは、いざ彫る段になって、眼がきかないのです。今更ながら、年を感じます。版は簡単にシナベニヤです。これは細い線を彫るにはまったくダメなのですが、時間がないので仕方ありません。はて、題材は何にしましょうか。丑年だから当然牛にちなんだもの。パソコンでいろいろ探してして、なるたけ版が少なくて、時間がかからないものを。昔彫った牛車などはとても無理です。やっぱり郷土玩具でしょうか。たかが年賀状ですが、いろいろ手間がかかります。
  それにしても、今年の日本郵便の年賀状コマーシャルはなかなかいいです。やはり年賀状は一種のプレゼントみたいなものだし、人と人をつなげるものだと思います。お正月という、1年をリセットできる舞台背景もよく考えられたものだと思います。年賀状がなかったら、それで縁が切れてしまう人が何人いるでしょう。たかが一通の年賀状ですが、大事にしたいものです。
   というわけで、今作成中ですので元旦に間に合わないかもしれません。申し訳ございません。旧年中に謝っておきます。
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by jf1ebpkh | 2008-12-25 23:56 | 日常 | Comments(0)

清水三年坂美術館

  学生が清水寺へ行っている間、私は三年坂の『清水三年坂美術館』に行っていました。13年前にできた美術館だそうですが、知りませんでした。何が展示されているかというと、七宝、京薩摩、印籠、根付、刀装具、金工、蒔絵など、幕末から明治初期に作られた工芸品の美術館なのです。
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並河靖之、涛川惣助、二人のなみかわの七宝。すでに百年は経過しているにもかかわらず、彼らの作品は台北の『故宮博物館』以上だと思います。そして今回は、正阿弥勝義の金工です。この人の名は初めてでしたが、海野勝珉、加納夏雄以上のものがあります。中央に出ていれば間違いなく帝室技芸員に選ばれていただろうと言われるだけに、作品は素晴らしいの一言につきます。無名の職人の印籠、刀装具にも素晴らしいものがあって、これらはすべて館長村田理如氏が集めた個人コレクション。村田製作所の一族で専務まで務めた人だそうですが、私と同じ昭和25年生まれ。49年に早稲田の政経を出ています。
  
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20年前ニューヨークで見かけた印籠に触発されてコレクションが始まったそうですが、日本より海外の方で評価が高く、世界に誇れる工芸の最高峰があったにもかかわらず、本家本元の日本人が評価もしないし、何も知らない。こうした現状を日本の方々に知ってもらい、正しく評価されることを願ってこの美術館を造ったそうですが、ぜひ皆様も一度ご覧ください。
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by jf1ebpkh | 2008-12-23 18:14 | | Comments(0)
   添乗から帰って参りました。今年の‘おん祭り’は暖かでした。今日の京都は汗ばむほどで、コートは邪魔。こんな‘しまい弘法’は、初めてです。
   法隆寺の金堂の須弥壇の修復が18日に終わり、ちょうど訪れた午後は、養生していたシートを外したり清掃のため、あの暗かった堂内が明るく照明されていたのです。今後は、発光ダイオードで堂内が少し照明がなされるそうでが、その日は特別に明るく、あの9号壁画も,釈迦三尊もはっきり見えたのです。これはお得でした。※中日スポーツ新聞記事

   久しぶりに『円成寺』にも行って来ました。あの大日如来は多宝塔の中に移され、本堂の奉輦の内陣や、柱に描かれた来迎図など、以前に見ていたにもかかわらず、何も覚えていなかったのです。境内の春日社(重文)も。記憶にあるのは山門と大日如来の尊顔だけでした。記憶なんていい加減なもんです。ちょっとがっかり。でも行って良かった。またいつ、行けるでしょうか。
   
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山門の下は通れません。山門の下には大きな方丈池があり、そこで大きな鯉が2匹死んで浮かんでいました。どうしたんでしょう。そばの梢にサギがいましたが、突っつかれでもしたのでしょうか。それにしても、お寺で殺生は見たくなかったです。
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by jf1ebpkh | 2008-12-21 23:03 | | Comments(0)

また、重たい買い物

  また、重たい買い物をしてしまいました。年一回の“東京ミネラルショー”です。e0116694_1851241.jpg写真は[藍銅鉱]。銅の化合物ですが、この深い青さは日本画の群青の原料でもあります。西洋の青は、だいたい[ラピスラズリ]の粉末ですが、日本画はこの鉱物の粉末です。細かくすればするほど、屈折率の関係で白っぽく色が薄くなってしまいますが、金沢兼六園の成巽閣2階の群青の間は、まさにこの色です。日本画の緑色は、孔雀石。白い胡粉は、蠣や蛤を焼いて粉にしたものです。玉や輝石を粉にしても日本画の顔料になりますが、水銀の化合物辰砂や、鉛の化合物丹など、発色の良いものはやはり鉱物になってしまいます。写真の大きさは、大人の女性の握りこぶし大で約8千円。でも顔料として買うなら、使える部分はごくわずかです。日本画の絵の具が高いのがわかります。
   
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  もう一つは、[オーケナイト]。これは絵の具の顔料ではありません。俗に‘うさぎのしっぽ’と呼ばれている繊維状結晶の鉱物です。さわると繊維がつぶれてしまので、さわれません。見るための鉱物です。これが約2kg。それと[鉄トルマリン]。鉄の化合物ですので、コーラの濃い色をしています。これも約2kg。あとは、また[輝安鉱]の結晶。これは安かったから。
   “東京ミネラルショー”は相変わらず混んでおりました。会場の池袋サンシャインから、帰りは今週お伺いする研修先の手土産を買いに九段へ。『ゴンドラ』のパウンドケーキを宿泊先のホテルに送ってもらう段取りをして、あとは我が家用の生ケーキをいくつか。片手は約10kgの重たい鉱石。もう一方には生ケーキ。定期券をかざすだけでも大変でした。お察しあれ。
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by jf1ebpkh | 2008-12-14 18:40 | Comments(0)

山形への想い

  今夜の『秘密の県民ショー』(読売テレビ)は山形県。今、一番笑える番組ですが、今年の笑える県民MVPを山形県民が獲得したのだという。私は、大阪府民が一番笑えると思っているのに驚きです。
   確かに、雑草のヒョー(和名:スベリヒユ)は食べます。アケビの皮も食べます。菊は、奇麗と思うより、うまそうだな、と鑑賞します。しかし、枝豆の味噌汁や冷しシャンプーは知りません。ラーメンの消費額が日本一というのも知りませんでした。‘そば街道’と呼ばれる道があるくらいですから、日本そばならわかりますが、ラーメンがねぇ。山形ラーメンで売り出せばいいのに。私も小学2年の時、楯岡(現村山)駅のそばで食べたラーメンをいまだに覚えていますが、あのお店はもうないでしょうね。あの頃は`支那そば’と言ってました。
  幼かったころ、おふくろに連れられて実家に行った時、母親が突然山形弁になってしまったので違う人になってしまったのではないかと怪しんだことがありましたが、生まれただけで、山形の頃はまったく覚えていないのです。それでも、いまだに山形の応援団です。
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カミさんには、親父もおふくろも100%農民なので、由緒正しい水呑み百姓と言われてます。しかし、日本人はすべて農民の子孫なのです。ごらんあれ。美味しそうな下仁田ネギじゃあございませんか。鍋にして、もう何回かいただきました。
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by jf1ebpkh | 2008-12-12 00:12 | Comments(0)

歌舞伎座

   12月にはいって、週1・2回歌舞伎座に行ってます。文化服装学院は、この時期授業で歌舞伎を見ます。当方は入場の際イヤホンガイドを手渡すために、受付デスクを設置します。1月は文楽を見るクラスもあります。和服の専攻科はないのですが、舞台衣装、舞台美術を見るため、劇団四季や宝塚など、ブルーマンショーも行ってますね。
   今月の歌舞伎の外題は、‘高時’‘京鹿子娘道成寺’‘佐倉義民伝’。この外題だけで舞台の情景が浮かべば素養があるのでしょうが、浮かびません。落語なら判るのですが、残念です。
   ところで、歌舞伎座は平成22年4月の公演をもって、あの建物は取り壊しになります。登録有形文化財に指定されたばかりなのですが、築50年を過ぎ、建て替えられることになりました。歌舞伎座の営業の人に、桟敷でお弁当やお酒が飲めるようにしてほしいですね、と希望を語りましたら、まだ具体的なものにはなっていないようなのです、とのことでした。金毘羅の金丸座や、伊予の内子座のような両花道があって、それこそ桟敷で飲んだり食べたりできる場が欲しいですよネ。煙草もダメ、何もダメ、かにもダメじゃつまらないじゃありませんか。相撲も芝居も、およそ興行はそういうものだったじゃないですか。せめて、外国のオペラ座のように2階3階に枡席をもうけて、そこでは飲食可にしたらいいと思うのですがいかがでしょう。
   それにしても3年間の幕間は、役者、下座、看板絵師、食堂、お土産屋や、歌舞伎座の回りの商店にも影響を与えます。どうするのでしょう。この情景は浮かびません。
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開演直前にタクシーで乗りつけたお客様ですが、いでたちは黒羽二重の羽織にひょっとことおかめのお面の柄。裏地ならわかりますが、表ならその筋か、芸人さん?  年のころなら50前。
過日には、紺染の印半纏に、細めに巻いた鉢巻姿のいかにも棟梁といった風情の方を、銀座のど真ん中でお見かけしました。いずれも短躰で私に良く似た背格好。中年男は粋な格好でいきたいものです。
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by jf1ebpkh | 2008-12-09 23:12 | Comments(0)

本の話題

読売新聞の書評(11/30付)で、中公新書の『正倉院』が良いとあったので読み始めましたが、私には朝日選書『正倉院学ノート』(1999年刊)の方が、興味ある内容がたくさんありました。中公新書の方はまだ途中なので、これから興味ある内容が出てくるかもしれませんが、どうでしょう。どっちを研修旅行に持って行きましょうか。1300年前のタイムカプセル。埋まっていたものでもなく、埋葬されたものでもなく、残そうという意志のもとに伝来されたものは、その心が貴重です。収蔵品は間違いなく国宝級ですが、御物のため未指定。建物自体も国宝指定されたのは平成9年です。これも宮内庁管轄のため指定ができないのでした。奈良が世界遺産になったため、関連して指定せざるをえない状況になったためでした。何か変でしょ。
   
   最近読んだ本では、斎藤貴男著『分断される日本』(角川文庫)、柳田邦男著『壊れる日本人 再生編』(新潮文庫)が考えさせれれました。柳田邦男さんの著書は、書名にひかれて何冊か読んだことはありましたが、いつも途中で飽きていました。今回は違いました。平易な内容で、中盤以降が読み進みます。斎藤貴男さんの著書は、世相がどんどん貧しくなって、若者も老人も希望をなくしていく様が描かれていますが、まさに分断されていく日本です。気が滅入ります。日本の民話では、欲張りは悪だったのですが、宗教も教育もなすすべがありません。ホントにどうなってしまうのでしょう。
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by jf1ebpkh | 2008-12-08 23:06 | Comments(0)