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<   2009年 06月 ( 9 )   > この月の画像一覧

下見打ち合わせ③

   今回の打ち合わせのメインは[美濃紙]です。ニットの会に和紙は結びつかないかもしれませんが、日本的なものを見せたいから、というのも今回主催者側の要望です。岐阜なら‘鵜飼い’、和紙なら岐阜提灯や和傘を見せてもいいじゃないか、という意見もありましたが、何か体験してもらいたいという意見でありました。
  しかし、東京と京都の間で、50名もの素人が難しい紙漉きをさせてくれるところ。そして時間的に昼食もとることができるところ。という事で美濃が候補となったわけです。まず電話で状況を伺い、出来そうという事で予約を入れ、実際どういう段取りで紙漉きをさせるかを今回決めねばなりません。50名がいっぺんに紙漉きが可能なところなどありません。日本人なら、紙漉きといえば四角い枠の中にすだれみたいなものが敷いてあって、ユサユサと枠を揺さぶって水を切る。すだれに残ったのが和紙。こうして紙は漉かれるということを知っています。しかし、こういうやりかたで紙を漉くのは、実は日本だけなのです。ユサユサ揺さぶるには経験が必要です。当然指導者が必要です。25名ずつ順番で、待っている間に食事して交代する。そういう段取りですが、これがどれほど大変か判っていただけるでしょうか。
  e0116694_23471141.jpg美濃市へは、学生の頃古田さんの紙漉き場を訪れたことがありました。もう35年も前のことです。美濃市は東京から行った方が早いか、京都からの方が早いか、いろいろ調べた末、京都からの方が早く着けそうです。JRなら、京都→名古屋→多治見→美濃太田→美濃市という順ですが、これだと行くだけで半日かかってしまいます。今回は、名古屋→高速バス→関市・美濃市というルートにしました。名古屋から高速バスで約1時間半、到着はお昼でした。『美濃和紙の里会館』が会場です。館長さんと打ち合わせをし、当日は7名の紙漉き職人が動員されることを知りました。昼食は無難なパスタで。この会館は15年前にできたそうですが、鉄筋2階建て。展示場もあり、食堂も田舎とは思えない明るい施設です。パスタに野菜サラダ、パン、フルーツにコーヒーを付けて1,200円のメニューにしました。席も十分あります。お土産屋さんのような設備だったらどうしようと思っていましたから、ホッとしました。。目の前は透明な板取川が流れています。アユ釣りの方が点々と竿を入れています。風景的にもまずまずです。e0116694_017129.jpg

  さてホッとして岐阜に戻ることにしました。名古屋でなくて岐阜です。新幹線は県庁所在地の岐阜を通ってないので、最近はとんと行ってません。久しぶりですので、和傘の坂井田栄吉商店に寄ってみたかったのと、その店がある加納町を歩いてみたかったからです。e0116694_011762.jpg加納は中山道の宿場町。家康はここに城を作りました。信長の金華山城とは違う城をです。ここも35年前、岐阜提灯の尾関次七商店、和傘の坂井田栄吉商店を訪れて、提灯の作り方、和傘の作り方を見せてもらいました。今回は、時間もないし加納町の宿場の風情が味わえればいいかなといった気分でした。昔の想い出の追認です。岐阜から名古屋へ戻る際も、今回は在来線の東海道に乗ってみました。かっての稲沢機関区がどんなになってしまったか見たかったのです。私の想い出の中の稲沢駅は、雨の蒸気機関車の機関区でした。今はただ、JR貨物の機関区が併設となってになっているらしく、コンテナ車と、貨物用の機関車が並んでいるだけでした。もっと広かったような気がしたんだけど。
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外から覗いた坂井田商店は元気がないようでした。昔、傘を干していた空地はどこだったでしょう。小さな駐車場はあちこちにあるのですが。
  和傘を広げる時の音と匂いはいいものです。あの匂いは桐油の匂いです。雨が浸みないように、紙に油を引くわけですが、油なら何でもいいわけではありません。乾性油、不乾性油の別があることを、その時教わりました。サラダ油では傘にはならないのです。
  さて、あとは参加者が楽しんでくれるかどうかです。今回の日本の旅を、いい想い出にして帰国していただければ私はそれで満足です。
by jf1ebpkh | 2009-06-27 23:14 | | Comments(0)

下見打ち合わせ②

  ひつまぶしで満腹し、眠たい眼を無理やり開けながら名鉄有明駅へ。駅と同じ長さですぐ北側にはイオンの巨大な店舗がありますが、南側は旧東海道。点々と白壁、虫籠窓が並ぶ塗籠造の建物は卯建があがっています。広重の描く鳴海の宿です。e0116694_2203155.jpgそして、桶狭間の古戦場もこの町内にあるのですが、今日は‘鳴海絞り会館’に用があってのこと。ご挨拶もそこそこにして、名古屋へ戻り京都へ。e0116694_21171269.jpg
 
 

 

 
 
   今回の京都の宿は、御所の蛤御門の門前にある私学共済『京都ガーデンパレス』。もともと共済組合の施設なので、弊社とは契約がありません。送客しても一銭にもなりません。駅前の新都ホテルの方がよほど安いし、送客手数料も入るのですが、私個人としては、3泊もするのですから御所のすぐ隣で、烏丸通りを渡ればすぐ御所の御苑です。朝散歩でもして欲しいし、外国の御婦人がたには喜んでもらえると思ってここにしました。どうでしょうか。
  京都での夕食は1回だけ付けました。私御用達の‘がんこ二条苑’。元角倉了以邸。旧山縣有朋の無隣庵別邸です。お屋敷の池から湧き出る水は、高瀬川の源流です。構えは悪くないし、お庭はライトアップされてきれいだし、第一格安です。今回はここで夏の風物誌‘川床’を味わっていただきます。すぐ南の料亭旅館‘幾松’の半額で楽しんでいただけます。毎年冬の女子大の夕食も、八王子のライオンズクラブの夕食会もここでやってきました。お客様にも喜んでいただいてます。席は椅子だし、料理メニューも外国人向けに換えてませんが、北欧のご婦人がたに、川床の趣向は気に入っていただけるでしょうか。心配が少しと、期待がたっぷりの気分です。
e0116694_2211119.jpg前菜 この後いっぱい出てきます。ご安心ください。
by jf1ebpkh | 2009-06-26 21:53 | | Comments(0)

下見打ち合わせ①

  来週北欧からいらっしゃるご婦人がたの打ち合わせに、昨日と今日の1泊2日で、名古屋・京都・美濃に行ってきました。昨日の朝は土砂降りの雨で、行く気力がそがれましたが、お客様のいる添乗でもなく、時間もある程度自由になるため、ゆっくり旅情でも味わいながら名古屋まで、‘こだま’に乗って行くことにしました。
  富士川も安倍川も濁流でしたが、掛川を過ぎたあたりから青空が見え始めました。こだまの終点名古屋に着いた時は真っ盛りの夏もよう。急きょ予定変更。名古屋では、鳴海にある『有明絞り会館』に行かねばならないのですが、時間もあることだし、昼飯時だし、ここでは‘ひつまぶし’でも食べて行きたいじゃありませんか。
e0116694_21162551.jpg  瀬戸とか名古屋の他店では食べたことはありますが、やはり商標登録しているご本家『蓬莱軒』で食べたいでしょう。ここにはまだ行ったことがないんです。幸いにも、ご本家はこれから行かねばならない名鉄線の沿線上にあるのです。場所は神宮前。名古屋で神宮といえば熱田神宮。その神宮前で下車し、一気に境内を横切って蓬莱軒へ行きたいところですが、それではばちが当たりそうなので、一応お参りを済ませ、南の鳥居の外にある蓬莱軒神宮前店(ここもたくさんの人が並んでましたが)を横目でながめ、大きな歩道橋を渡って本店へ。着けば予約をしていないもんで、1時間待ちですが、とのこと。有明が遅くなるなぁと思いながらも、あそこは3年前にも行っているから最悪電話でもいいかと待つことにしました。しかし、30分ほどで2階に席を用意してもらえました。
お品書きには‘ひつまぶし’の食べ方の説明が書いてはあります。最後の一行に、「どうぞお好きな食べ方で」とあったのには笑ってしまいました。1人前2,730円は昼食にしてはちと高いですが、これだけ売れているんですから値打ちなんでしょう。
e0116694_227580.jpg蓬莱軒本店から100mくらい歩くと、かっての東海道七里の渡し場があります。広重の隷書東海道に描かれている桑名までの渡し場です。ということは、東海道を上り下りする人は、皆ここで熱田神宮まで行く間に蓬莱軒の前を通ることになるわけです。昔は一等地にお店があったんですね。説明看板を読むと、シーボルトもここを通って江戸へむかったとありました。森の石松もここから代参して、広澤虎造の‘寿司食いねえー’となったんですねぇ。袴腰の鐘楼はとても風情があります。常夜燈は広重の絵そのままです。周辺は公園になっていますが、もそっと旧東海道第一の船乗り場の名残があって欲しかった。e0116694_22422140.jpg
by jf1ebpkh | 2009-06-25 21:24 | | Comments(0)

作ることは楽しい

今日は朝からジャガイモ掘り。少しづつ掘って食べてはいたのですが、今日全部掘っておかないと、7月になってしまいます。もう汗だくでしたが、ご覧のとおりの収穫です。全部キタアカリ。30キロはあるでしょう。
e0116694_2213077.jpg味も上々です。1年分とはいかないまでも、秋くらいまではもつんじゃないでしょうか。ナスもキウリも美味しく生ってます。
  午後は会社へバスの出迎えです。バスが来るまで、秋の研修旅行の手配とか、いろいろ溜っている事務処理をして。土曜午後の学内は静かです。
  
  先日ペーパークラフトのこと書いてましたら、上の娘がキャノンのホームページに、いろんなペーパー模型の展開図があるけど、と教えてくれました。見ると世界中の有名建築物が出ています。何年か前に見ていた記憶がありますが、これほど質も量も増えているとは思いませんでした。大きさもA4判に収まっているので、場所もとりそうにありません。早速平等院とフィレンツェのドゥオモをプリントアウト。娘どもからは、夏休みの宿題が見つかって良かったね、と冷やかされました。さて、どっちから先に作りましょうか。
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by jf1ebpkh | 2009-06-20 22:24 | 趣味 | Comments(1)

食の本2冊

  食べ物に関する本2冊読みました。東海林さだお著『おでんの丸かじり』(文春文庫)と、團伊玖磨著『食』(小学館文庫)。
  東海林さだおさんの方は、毎度の丸かじりシリーズ。奇想天外な思いつき。思いもよらない発想。あれ!おんなじか?? その文体は口語体の極致。語るように書き、しゃべるままに記す。あれ、またいっしょか。一コマ漫画も楽しいですが、題材も文体も最高です。気が重い時は絶対お勧め。
  もう一冊は、自称貧乏作曲家が‘アサヒグラフ’に35年間連載した“パイプのけむり”より、食に関したものを選んで文庫にしたもの。貧乏作曲家なんて言いながら、ちっとも貧乏じゃない。團を団と書いてある手紙は読まないとか、年内に書いた年賀状なんてウソだから返事は書かないとか、私にはお付き合いしたくない人種ですが、食に関する蘊蓄(むずかしいなぁ、パソコンだからすぐ書けるけど)はさすが。もう一昔も、二昔も前の話ですが、食べ物の話は飽きません。うまい、まずいは主観だから言うべきではないですが、人間死ぬまで食欲は衰えないわけだから、あと残り少なくなった人生では、可能な限り食べたいものを食べていきたい。病院食を食べて長生きしたいとは思いません。
  食は人生の生きがい。美味しく、楽しく食べたい。

おでんの丸かじり (文春文庫)

東海林 さだお / 文藝春秋


パイプのけむり選集 食 (小学館文庫)

團 伊玖磨 / 小学館


by jf1ebpkh | 2009-06-17 23:46 | | Comments(0)

ザクロ

e0116694_17384461.jpg  盆栽の花ザクロが3年ぶりで咲いてくれました。昨年、一昨年は煤病にかかって元気がなく、花は咲いてくれませんでした。今年は春先のまだ寒い時期にほどこした硫黄剤が利いたのか、やっと咲いてホッとしております。赤には、紅系、緋系、朱色系と色々ありますが、私はこの朱色の花が大好きです。
   東大寺の二月堂の下にもザクロが咲いていました。そこには鬼子母神が祀られているお堂があるのです。鬼子母神のお話は皆様ご存知でしょうが、他人の子供を食べずに、このザクロの実を食べなさいとお釈迦さまから言われて、ザクロは鬼子母神のシンボルになったのですが、私が小さい頃、ザクロは人の味がするんだよ、と母親から言われた記憶があります。インドやパキスタンでは、大人の握りこぶしより大きなザクロを売っています。ザクロジュースにしていましたが、人の味がするだろうと、飲んではみませんでした。
  江戸時代の銭湯の湯船の入り口は、ざくろ口と呼ばれています。中の湯が冷めないように、入口を狭くしているため、かがんでしか入れないので‘かがみいる’⇒鏡鋳る(鏡を鋳る=水銀の被膜をはること)の洒落ですが、この被膜が曇るのを防ぐためにザクロの酢(酸)を用いたというんですが、本当でしょうか。和食器にはザクロ型がありますが、これはザクロの実そのままです。
それより、王安石の詩『濃緑万枝紅一点、動人春色不須多』は、まさにザクロの花です。

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畑のアジサイもいい色になりました。アジサイからは、シーボルトを連想します。  
by jf1ebpkh | 2009-06-14 17:45 | 晴耕 | Comments(0)

今週の仕事

  今週は忙しい一週間でした。日曜日も出ましたし、明日の土曜、日曜も出ます。内容はバスの出迎え、立ち会いなので、正味30分ほどです。そこに通勤時間を1時間以上かけて行くのは、馬鹿らしい気もしますが、それが仕事です。それに今週は、いろいろ受注がありました。国内の新規研修旅行が2件、海外では恒例のパリコレクションを見に行く大学院のツアーです。夏休みの個人旅行もボツボツはいりはじめました。
e0116694_23295265.jpg   今年の大学で目新しいのは、富山の五箇山の世界遺産、合掌民家に泊まって自炊体験する研修旅行です。実際、旅先で自炊をするのは大変だと思いますが、昔の人の生活体験をさせたいという教授のたっての希望です。火の起こし方、ご飯の炊き方、おかずの調理などなど。どうか、バーベキューとカレーライスのメニューにならないことを祈ります。
   今、1日置きにバスの見送りをしておりますが、食事を摂る施設に、必ずアレルギーの連絡をしています。こちらは連絡をする手間だけですが、受ける施設は大変だと同情します。アレルギーの本人がどこに座るか、から始まり、メニューの一部変更、そのための手間。極端な話、鍋釜から変えなければならない場合があります。調味料や原材料にまで目を配り、配慮するのは大変なことです。一人ではありません。各クラスごとに訊いてもらっていますが、3%近くの数になります。手間賃を別途いただきたいくらいです。また、留学生も増えてますので、牛がダメ、豚がダメ、宗教も関係してきます。モンスターペアレントも増えてますし、学生自身も甘やかされて育っているので、叱られるとすぐ落ち込んだり、友達とコミュニケーションする手立てがわからなかったり、精神的に弱い、きちんと年齢相応に育っていないようにも思えます。今の先生方は大変です。
by jf1ebpkh | 2009-06-12 23:34 | 仕事 | Comments(0)

夏休みの旅

e0116694_10544613.jpg  6月になって、夏休みの旅行を申し込まれる方々が増えてきました。インフルエンザの影響は日本だけで、アジアもアメリカも現地は平静です。
  毎年夏、アジアの仏跡巡りをしていた仲間のツアーが、3年前のミャンマーから中断しておりましたが、どうにか今年は高句麗の遺跡巡りが出来そうです。場所は、中国と北朝鮮国境沿いなので、北朝鮮に異変があればインフルエンザの比ではなく即中止になってしまいそうですが、起こらないうちに行っておかないと生涯行けなくなる可能性がある地域です。中でも、日本史には必ず出てきた〝広開土王碑(好太王碑)〟は是非見てみたい遺跡です。古代史はまったくの門外漢ですが、日本陸軍の酒匂大尉が改竄したとか、いろいろ問題を含んでおりますが、実物は6mを越す高さがあるそうで、大きさだけでも見てみたい気がします。高句麗後期の首都であった今の平壌より、ずっと多くの遺跡・古墳墓があり、高松塚よりさらに数百年古いものが数万あるという地域です。どんなところなんでしょう。古代史ファンではありませんが、ワクワクしてきます。

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王健群・蕒士金・方起東著  読売新聞社1988年刊
by jf1ebpkh | 2009-06-07 11:15 | | Comments(0)

実のなる盆栽

e0116694_22244978.jpg   朝起きて、ベランダの鉢に水をやります。水トクサは、節々の両側に朝露をつけています。何ともいいい眺めです。夏の風情を感じます。

e0116694_22342985.jpg                                                                                

                                                                      


 
クワの実、グミ、も今盛りです。クワは一歳桑なので、実も小さく葉の形も蚕に与える桑とは違いますが、実の味は一緒です。紫色に熟れた実を、ネズミのジャンガリアンにやると、喜んで食べます。絵本のネズミのようです。


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グミは、いつもはヒヨに食べられてしまうのですが、今年は網をかぶせて防ぎました。おかげさまで、玄関を飾る鉢になっています。真っ赤な色は、真珠のようなツヤがあります。
野菜が生るのを見るのも嬉しいですが、実のなる盆栽も楽しい。
by jf1ebpkh | 2009-06-02 22:43 | 晴耕 | Comments(0)