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じんた団子

   早朝、エダマメをたくさん採ってきたので、じんた団子にしてもらおうと思いました。じんたと書きましたが、私の小さい頃はぬたと言ってました。枝豆をすり鉢で潰して砂糖を入れただけの簡単な餡ですが、山形の郷土料理です。親父も私も、そして今は娘どもも大好きな味です。一般的には‘じんた’と言ってますが、私の中では‘ぬた’です。酢味噌のぬたではありません。小さい頃覚えた言葉、単語はなかなか治りません。アゲハ蝶を‘カマクラチョウチョ’と言っていたのと一緒です。
   簡単な餡と言いましたが、作るのはちょっと手間がかかります。エダマメをゆでて甘皮をむいて、擂り鉢に入れる前に包丁で細かくして、擂るわけです。擂り潰すのが手間です。小さな頃は、擂り鉢の溝に残ってしまうぬたも食べたいくらいでした。ゴマもクルミもこのように擂り潰して餡にしますが、山形には美味しい味がいっぱいあります。
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by jf1ebpkh | 2010-07-31 22:27 | 晴耕 | Comments(0)

東京駅丸の内側の現在

今日の午後は、久しぶりに営業へ出ました。神田のある設備会社ですが、ご紹介があって初回訪問です。そのあと新橋に回る用事もありましたので、東京中央郵便局で記念切手を見ようと丸の内南口で降りてみましたら、なんと郵便局がありません。工事現場になっています。時計の針まではずされています。
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業務が分散しているのは知っていましたが、何もないとは。案内板くらいはあるだろうと工事現場のフェンスを見て回りましたら、郵趣窓口は八重洲側の第2鉄鋼ビルの対面のビルにあることがわかりました。真反対です。丸の内南口から、八重洲北口は約500mあります。この暑い中、ぐるっと回らねばなりません。でもせっかくだから地下ではなくて、改築中の東京駅を見ながら行くことにしました。東京駅はただ今全面改装中です。丸ビル、新丸ビルがやっと改築され、東京駅が辰野金吾博士の創建時の意匠に戻されるまで、東京駅の正面はず―っと工事現場です。たまたま資材を運ぶトラックが丸の内中央口に入るところに出くわし、フェンスが開きましたのでシャッターを押しました。ヨーロッパだったら、工事のシートに完成時の絵を描いているだろうに、灰色の工事用シートは味気ないものです。
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  東京駅の完成後は、丸の内中央口(賓客専用の地下通路、待合室があります)から、馬場先門、皇居へ続く賓客専用道路が設けられるはずです。それは外国の駐日大使が、初めて新任式で皇居にあいさつに向かうための宮内庁差し回しの馬車が通る道です。大風呂敷と言われた東京市長後藤新平が描いた都市計画です。早くそれを見てみたいものです。
by jf1ebpkh | 2010-07-28 23:30 | 仕事 | Comments(0)

私の本箱

  京王百貨店より‘東西老舗大古書市’の案内状が来ました。来たからには、行かなくてはなりません。かな? ブックオフとか、安いだけの古書店が最近は増えて、こんな古書店はおもしろくありません。
  最近読んだものでは、宮部みゆき著「孤宿の人」(新潮文庫 上・下)がほろりとさせました。自らの名を阿呆の‘ほう’と名付けられたものの、けなげに生きていくことで‘方’になり、最後には‘宝’になっていく。宮部みゆきさんは、少しオドロオドロしたものの描き方がいいですね。
  直近では、小川三夫著「宮大工と歩く奈良の古寺」(文春新書)。薬師寺再建の宮大工、西岡常一大棟梁の唯一の内弟子だった人の対談と語りです。何故自分は宮大工になったか。それは寺社には何の知識もなかったのだが、高校の修学旅行で法隆寺を見て、これが1300年前に建てられたものだというガイドさんの説明を聞いて一念発起したという。知識があれば、1300年前に建ったのかと確認することで終始してしまい、感激はしなかったろう、知識がなかったからこそ、感動したという一節。そこかしこに宮大工としての見方が出ていて、この人に講師をお願いしたいと思っている私としては、ますますファンとなりました。
  あとは東海林さだおさんの「うなぎの丸かじり」(文春文庫)はいつもの通り。読みながらそうだ、そうだと納得することしきり。

宮大工と歩く奈良の古寺 (文春新書)

小川 三夫 / 文藝春秋



孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)

宮部 みゆき / 新潮社


by jf1ebpkh | 2010-07-26 23:24 | | Comments(0)

  先週の「新・日曜美術館」は、会津八一が愛した‘奈良’。いろいろな逸話の中に『日吉館』が出てきたりして、とても懐かしく見ていました。そして、司会者の後ろに茶碗バスの鉢が置いてあって、蓮の葉と花が映っていました。テーマと季節感が出ていて、こちらの方も見ていました。仏教はなんてすばらしい花をシンボルにしたのか、感心してしまいます。この世を穢土とし、泥田の中に咲く純白の花。日本の寺院にも、アンコールワットにも、蓮はたくさん咲いています。
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私もこの花が好きで、しかし蓮の鉢は大きいので小ぶりな茶碗バスをもう何年も前から植えていますが、今年は咲く気配がありません。葉っぱばかりはとても元気なのですが、花を咲かせる養分が足りないのでしょうか。日当たりだけはいいのですが。
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上は奈良薬師寺の蓮。正面奥は東院堂。下は、私の茶碗バスの鉢。葉ばかりですが、。
by jf1ebpkh | 2010-07-25 23:26 | 日常 | Comments(0)

大暑

e0116694_22352220.jpg今日は大暑。もう対処の仕様がないくらい暑い。毎日35度を超えるなんて、災害に近い。
  今週は1日短かいので、5日分の仕事を4日でやらねばならないから気ばっかりせいて、忙しかったです。それというのも、留学生の海外研修のため、ビザを申請しなければならず、もうまいりました。なんでビザなんかあるんでしょう。日本旅券がつくづく有難いと思います。
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  たとえば、中国人が英国へ行く場合、パソコン上で100項目をこえる質問に入力し、ビザ手続きを代行している指定のエージェントに持ち込むのですが、翻訳も指定の業者に頼まねばならず、東アジアのビザ書類はすべてマニラで決済されるため、早くて2週間、夏の申請が多い時期ですと1カ月はかかります。戻ってきても、書類不備と指摘されて再申請しなければならない例も結構多いと聞いています。アメリカも似たようなものです。ようするに、英国やアメリカは中国人(台湾も含む)に来てほしくないのでしょう。手続きを煩雑にして、難しくしているわけですから。日本は販売したいからビザをゆるくする方向ですが、これはどうなんでしょう。暑さにもまして、ビザ申請のイライラはつのります。
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ユリ3題。ヤマユリとカサブランカが花盛りです。
by jf1ebpkh | 2010-07-23 22:57 | 日常 | Comments(0)

e0116694_11201626.jpg  興福寺の方にごあいさつに伺うために、千駄ヶ谷の国立能楽堂へ向かいました。薪能は見たことがありますが、正式の能は見たことがありません。途中で、寝てしまうんじゃないかと恐れていましたが、コックリすることもなく、無事終了。演目は、狂言「清水」。シテ野村万蔵、ワキ野村扇丞。能「鵺」。シテ宝生欣也。解説は、芸術院会員馬場あき子氏。それにしても、謡曲がわからないので、猫に小判。所作と衣装を見るだけでヨシとしました。
  古典芸能として、私が楽しめるのは落語と、せいぜい歌舞伎まで。日本の芸能なのに、それを知らないのです。和服も一緒です。自分の国の民族衣装を着るために、学校に行かねばならないなんて、外国からみれば変な国でしょ。見る、聞く、知る機会がなかったからわからないのは当然です。これは明治時代に、音楽取調掛になった伊澤修二の影響大です。氏は洋楽中心で、三味線に代表される音楽を、お座敷芸としてすべて排除してしまいました。おかげさまで、私たちは長唄、常盤津、清元、小唄、端唄の区別も出来ず、語りと唄すら分からなくなってしまいました。浄瑠璃、義太夫、河東節、新内節、そんなの知んない。情けない国民です。
  しかし、世阿弥の幽玄の世界とはこのようなものであったのか。このような芸能を楽しんでいたのかと、しばしの間ではありましたが、時間がゆったりと流れるような気分でございました。
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刺青 ‘鵺(ぬえ)’
by jf1ebpkh | 2010-07-17 23:21 | 仕事 | Comments(0)

新人物往来社

  これまで、小学館、集英社、講談社など、出版社にお伺いしたことは結構ありますが、新人物往来社は今日が初めてです。高校生のころから、‘歴史読本’は私の愛読書でしたので、とても愛着があります。高校生の頃は、丸ビルに編集部があったような気がしますが、今は麹町です。文芸春秋社のすぐそばです。
  今日の訪問は、弊社の歴史プロジェクトでの何かご助力を賜れないかというお願いでした。先日は、広告部長さんが弊社にお越しくださり、今回は私どもが出向いたわけです。編集部は明るい綺麗なオフィスで、紙と本の山に囲まれた各社の編集部とは違った印象でした。通された部屋には、この出版社が発刊した本が壁一面の本棚に並べられ、どれもこれも読んでみたい書名ばかり。こういう部屋には缶詰にされてもいいです。
  お会いした編集長氏は、私が想像したよりかなりお若く、どういう履歴をお持ちなのか、まずそちらから伺ってみたいように思いましたが、そんな失礼なことはできず、業務の話しに終始してしまいましたが、かなりの人脈をお持ちなのでしょうねぇ、こういうご職業は。私の仕事も結構面白いと思うのですが、本の編集という職種も言うなれば大工の棟梁みたいなもので、いろいろの専門の方を束ねるわけですから、それだけの実力を備えていなければならないわけです。叱咤したり、おだてたり、人間性も大事でしょう。時間に追われるのは私どもと一緒です。売れなければ、どんなに内容が評価されてもダメなのも一緒です。しかし、本は出してみたいなぁ。一冊でもいいから。

歴史読本 2010年 02月号 [雑誌]

新人物往来社

 
by jf1ebpkh | 2010-07-16 22:35 | 仕事 | Comments(0)

ユリ

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  畑のヤマユリが咲きました。昨日2本ほど切り取って、玄関の花瓶に活けてあります。帰宅してドアを開けると、むっとするユリのにおいに包まれます。ちょっと前から咲いていたマルコポーロ、カサブランカと一緒にしていますが、やっぱり一番はヤマユリ。
  シーボルトは、日本からアジサイ、牡丹などいろいろ植物をヨーロッパへ持ち帰っていますが、日本のユリの大きさと香りに、かの地の人はびっくりしたという。現地で改良を重ねて、カサブランカなど各種ハイブリッド種を日本へ送り出しましたが、その元は日本のユリです。植木鉢にも4株植えてますが、こちらももうすぐ咲きそうです。咲くのが楽しみだから、1年待っていられます。
by jf1ebpkh | 2010-07-12 22:30 | 晴耕 | Comments(0)

奈良出張

   歴史プロジェクトの要請で、急きょ昨日今日と奈良に出張してきました。同じ歴史チームの若い衆が、奈良の寺社建築のツアーを企画しているのですが、具体的にするため奈良の案内役ということで講師役です。しかし、寺社建築はお寺をいろいろ回ってみたからより解るというものでもないし、たとえば東大寺でいろいろな様式はおおよそ説明できてしまいそうです。ましてや、建築だけ見て仏像は説明なしというわけにもいかないでしょう。テーマは建築ですが、少し範囲を広げて、奈良ホテルや奈良国立博物館(本館)、また昭和の再建の代表格として、薬師寺の宮大工さんの話なども入れた方が、参加者が多くなるんじゃないかとも思います。e0116694_219461.jpg
   本社の出張なので、今回の往復は飛行機で伊丹の往復です。旅行代理店は航空会社から代理店報奨航空券というものがあって、対前年より販売がボーダーを超えると無償の航空券がもらえるシステムです。もらうのは現場ですが、本社が吸い上げて公務出張の便に使用しております。JRにも昔は全線パスというものがありましたが、民営化の時全廃になりました。
  今回の行程は、羽田→伊丹⇒バスでJR奈良駅(宿に荷物をあづけて)いか徒歩にて、興福寺(三重塔・南円堂・北円堂・中金堂・五重塔)…塔の茶屋・柳茶屋・興福寺本坊前から…東大寺(南大門・法華堂・二月堂・戒壇院・正倉院・転害門)…天平倶楽部…新公会堂…菊水楼…宿。13時から回り始めたのですが、大雨の中、堂内には一か所も入らず、食事場所のチェックも含めて、外観、場所の確認です。歩きでがあります。l
  翌日は、まず法隆寺。朝一番です。久しぶりに関西本線で行きました。ここは堂内に入らないわけにはいきません。南大門・蜂の薬師・東院(金堂・五重塔・講堂・経蔵・鐘楼)・聖霊院・大宝蔵・百済観音堂・正倉・東大門・西院(夢殿・袴腰の鐘楼)…西院駐車場。この日は朝から猛暑。ここで疲れてしまいました。バスで市内へ戻り、13時に奈良ホテルへ。ここでは、ホテル見学のお願いです。催行出来るかわからないのに、です。
1時間半かけて、一通り館内をご案内いただきました。
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  そのあとに薬師寺へ。そしたら女性がいっぱいです。仏像ファンがいっぱい増えていると聞きましたが、講堂前にはライブステージがあります。何だこりゃ、と訊いてみましたらキンキキッズのライブがあるんだそうでした。e0116694_21151752.jpg
薬師寺に限らず、平等院や東大寺でもライブが催されます。人を集めるには手っ取り早い方法かもしれません。時代の流れかもしれません。来るものは拒まず、が釈尊の教えかもしれませんが、私には違和感があります。たくさんの照明器具、スピーカー。堂内には、静粛、撮影禁止(フラッシュは当然)と札が貼ってあったと思いますが。
by jf1ebpkh | 2010-07-10 22:38 | 仕事 | Comments(0)

通勤電車

   毎朝、新宿行きの急行電車に乗るのですが、今朝はドアサイドの吊り輪につかまることができました。しかし、隣の30代くらいの青年が体をぶつけてくるのです。電車のゆれとは無関係なゆれでしたから、ああ、私の居る位置が気になるのだなぁ、とピンときました。目の前には沿線の高校に通う学生が座っています。ここは先ほどまで、隣の青年が立っていた位置に当たります。座りたいのだな、と思っていましたが、混雑で身動きが出来ません。そのうち、ドア側から押されて、私がその高校生のまん前に立ってしまいました。駅を2・3つ停車して、その高校生が降りる駅になりました。私は身を引いて高校生が出やすいようにしたのですが、その隙間をぬって、先ほどから座りたがっていた青年がすっーと斜めから座ったのでした。それほどまでして座りたいのか、と半ば呆れ、この前途有望な青年の心根を見てしまったような嫌な気持ちがいたしました。
  一昨日もこんなことがありました。いつもとは時間帯が違ってだいぶ早い急行電車をいつものように2列になって待っていましたが、電車が入線し、ドアが開いて空いているつり革をすばやく眼で探して捉まりました。と、先ほどまで私の左側で並んでいた私より少し上の年輩の方が、私を睨みながらチェっと舌打ちをするのです。不審に思って、「何か無作法でもしましたか?」と訊ねましたら、右側に並んだなら、右へ行くべきだろ、左へ曲がって私の前を横切って。との仰せです。私はとっさに、「そうでしたか、失礼致しました」と言ってつり革を放し、氏の言うべく反対側に移ったのですが、このルールは氏がそうして欲しいと思っているルールで、願望のルールであって、決め事ではありません。眼を三角にするほどのことでも無いと思いました。いい年をして、自分も他人も朝から不愉快になるだけじゃないですか。少なくとも、紳士でありたいなら、見苦しく振舞うべきではないでしょう。始発駅での我先に殺到する姿や、いかにも座りたいと身振りが言っている人もいます。悠然として、大人の振る舞いを心がけたいと思います。
by jf1ebpkh | 2010-07-07 15:18 | 日常 | Comments(0)