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大晦日

  大晦日は、神様が‘反省しなさい’という日をくれたんじゃないでしょうか。出来なかったのか、やらなかったのか、1年を振り返させる日ですね。年々歳々、1年が短くなって、老い先も短くなって、想い出だけが増えていきます。昨日のことより、かなり昔のことの方を覚えていたりして、それもまた良いかな、なんて思いに浸っております。
  テレビも騒がしいだけで、見たいものがありません。紅白なんて、ここ十数年見ていません。歌手の名前も、歌っている歌詞も全然判りません。キャリー・パミュ・パミュなんて、早口言葉のようです。よう、言えません。NHKも大変だと思います。
  毎年やっているように、新年を迎える準備だけは済ませましたが、明日からは新年また、頑張ろう、という思いが沸いてきません。夕刻、TVTYOで談志の『芝浜』をやってましたのでそれを聴いて、落語のDVDを楽しんでいました。火の要慎の夜回りが先ほど回ってきましたが、連れ愛は、もう寝てしまいました。
  来年も、平穏な年でありますように。どうぞ、良い年にしましょう。

  
by JF1EBPKH | 2012-12-31 23:42 | 日常 | Comments(0)
  前回の続きです。この著者は、1951年朝鮮戦争で横須賀から佐世保に行き、朝鮮戦争に将校として参加しています。休暇で再び日本に来て、あたかも秀吉の朝鮮征伐と同じことを自分達がしていることで、日本のことに興味を持ったということです。
  秀吉の軍隊は、当時としては質、量とも最高の鉄砲を持っていました。またたく間にソウルまで占領してしまいますが、秀吉の死によって全軍撤退してしまいます。戦闘に負けたわけではありません。秀吉は、大仏の造営という目的で‘刀狩り’という武器狩りをしていますが、次の徳川政権ではこれが徹底します。そして、国を閉ざしてしまいますが、世界史でもまれな260年の平和が続きます。しかし、文化そのものを否定していたわけではありません。江戸の水道(玉川上水)は1654年に完成しています。これはニューヨークより200年も早い出来ごとです。建築土木、鉱業、農業、運輸、医学、数学、等々、世界の文化史に劣っているものはありませんでした。日本に対してあまり良く思っていなかったアメリカの初代総領事ハリスですら、「人々は清潔で、食料も十分あり、身なりもよろしく、幸福そうであった。これまでにみたどの国にもまさる簡潔さと正直さの黄金時代をみる想いであった」とまで言わせています。イギリスのオールコックも、ロシアのゴロウニンも同じ思いを述べています。日本には産業革命こそなかったけれど、それは革命ではなく260年の年月の中で徐々に醸しだされてきたのでなければ、開国してわずか40年で、当時世界最強であったロシアに勝てる文化が醸成できる説明ができるはずがありません。
  なぜ、日本人は当時世界一の質と量を持っていた鉄砲を、それ以前の武器《刀》に戻ってしまったのか。ペインはこう考えます。それは、鉄砲というものが卑劣なものだから、武士が持つものではない、としたのではないか。刀は武士の魂であり、武士の政権である幕府にとっても、刀は統治のシンボルであった、と。
  翻って現代を見ますと、原子力発電、ミサイルなど、文明の最先端技術と言われるものに不信があります。アメリカの銃の乱射など、銃のない国にとっては考えられない事です。大森貝塚を発見したお雇い外国人のモースは、「…すなわち、彼らは日本人にすべてを教える気でいたのであるが、驚いたことに、また残念ながら、自分の国では人道の名において道徳的教訓の重荷になっている善徳や品性を、日本人は生まれながらに持っているらしいことである」とまで言わしめています。
  過去、日本は国の存亡をかけねばならない時がありました。現在と明治時代では、社会生活も文化のレベルも違います。しかし、日本人としてのDNAは変わっていないと思います。過去の日本人は、何度もそれを乗り越えてきています。いい知恵が出ないはずはありません。もうすぐ出そうな気がしています。
by jf1ebpkh | 2012-12-30 23:54 | | Comments(0)

鉄砲を捨てた日本人

  例年より寒い気がしますが、平穏な年の瀬です。この一週間、忘年会で新宿に出たついでに古書市を覗いただけで、なぁーんにもしていません。今日は、陽に焼けた襖を張替でもしようかと思いましたが、建具が素人では分解できない造りで、襖紙から、道具まで揃えていたのに諦めました。高校時代から襖の張替えはやっていましたので、腕には自信があったのですがね。
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  京王百貨店の古書市は、中高年のおじさんがほとんど。熱心に見ると欲しくなってしまうので、真剣に見ないようにしていたのですが、戦艦大和を造った呉海軍工廠の技術者の話とか、伝統工芸の職人の本とかがあると、やはり買ってしまいましたね。重たいのに。そんな中で、ノエル・ペリン著『鉄砲を捨てた日本人』(中公文庫)を見つけました。軍縮をテーマとして発刊当時も少し話題に上った本ですが、先日行った“たばこと塩の博物館”の講演で、技術史の関連図書としても取り上げられていました。初めて種子島に鉄砲が伝えられてわずか30年で、日本は世界一の鉄砲保有国(質・量とも)になり、雨の中でも鉄砲が撃てたり、連発式の火縄銃まで発明されていました。
  この本では、この時代の日本の技術、知識、その他世界史の中での日本の文化度を比較していますが、ワシントンポスト紙のコラムを20年執筆してきた著者は、当時の日本の文化水準を世界でも最高レベルのものと評価しています。その日本が、当時世界一の質と量の鉄砲を捨て、刀の文化に戻ってしまったことを、世界の文明史で有りうべからざることとして論じています。
……つづく

鉄砲を捨てた日本人―日本史に学ぶ軍縮 (中公文庫)

ノエル ペリン / 中央公論社


by jf1ebpkh | 2012-12-29 22:52 | | Comments(0)

奈良のこと 

  奈良の猿沢池畔にある旅館『魚佐旅館』が、お正月のお客様を最後に廃業するそうです。先週、社内イントラで知りました。創業150年余り、奈良市内では一番歴史のある旅館です。
  奈良が修学旅行でも京都からの日帰り圏内になり、以前にもまして旅館の経営が難しくなっているからです。しかし、以前にも書きましたが、これほど観光資源に恵まれているにもかかわらず、生業が成り立っていかないのは、余りにも保守的な県民性にあると私は思っています。奈良を愛する一人として、送客はもちろん、いろいろな所で奈良のお薦めを言ってきてはいるのですが、ごまめの歯ぎしり、思うようにはまいりません。ほかの人のブログでも対策はしているようですが、少し違うような気もします。
  先月も今月も、大学生の団体(各80名相当)を奈良に送っています。今、奈良で団体をどこで食事をさせるか、ということに毎度頭を悩めています。法隆寺門前の、いかにも修学旅行生相手のお店は使いたくありません。食器がいけません。構えがいけません。トイレのこと、清潔感。メニューが貧弱なわりに、価格がいけません。東大寺門前、若草山の山麓も今一つ。薬師寺、唐招提寺の周辺には団体で食事できるところすらありません。「じゃぁ、お前はどこで食事を手配しているのだ?」と問われれば、1,500円以内で、70名までなら東大寺の門前『三山』か『ゐざさ』、『あしびの郷』、『天ぷら飛鳥』など。ホテルや旅館のレストランも使いました。しかし、バスが入れなかったり、座席が分かれたり、80名は無理など、施設がそのために作られていないので、継続的に使える施設がないのが現状です。そして、会社と契約がないとクーポンが切れないため、精算が現金になり、添乗員が同行しても大金を持たせなければなりません。クーポン契約があった『天ぷら飛鳥』も廃業してしまいました。サービス以前の問題です。
  見るもの、見せたいものはありすぎるほどあるのに、観光客を支える施設が乏しすぎます。旧三井ガーデンホテルの支配人であった人が、奈良は家業=家の生業だから、家がそこそこならそれでいい、という所ですから、と話されたことがありましたが、奈良交通のバスガイドさん、奈良に実家を持つ私の知人も同じことを言います。しかし、家の生業自体が危機的状況にあることを、この県民は判っていません。

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庄内の赤ネギ。
地元の白ネギ。
紅白のネギです。
どちらも美味しい。
by jf1ebpkh | 2012-12-24 20:21 | | Comments(0)

16連休

e0116694_23252392.jpg  今年の仕事は、今日で終了。明日から16連休です。こんなに休んで、いいんでしょうか。どこか旅行にでもと思っていましたが、連れ愛は25日も出勤だし、娘は元旦も出社です。2日から出発するにはちょっと短かすぎます。一人旅でもいいのですが、今年の冬は自信がありません。
 それにしても、今年の年末はカレンダーが例年以上にきません。買えば高いものだし、毎年いただけると思っているから、買ってまでとは思いません。世の中経費節約が進んで、対費用効果がみられないものは、どんどんカットされる時代です。私どもの会社も減らしております。12月はしみじみ行く年を思わせますが、来年こそ良いことがありますようにと、ただ祈るばかりです。右膝の不調は予想外でしたが、大ごともなく、今年も終わろうとしています。今夜は冬至。先ほどゆず湯に入りました。気分はもう大晦日です。  
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by jf1ebpkh | 2012-12-21 23:55 | 仕事 | Comments(0)

江戸時代を書いた本

  本を処分してから、私の電車読書は文庫本ばかりになってしまいました。頭の中も、文庫本サイズになってしまったようで、少し寂しい思いをしております。読んでいる本もここのところ、ずーっと上野秀人さんばっかりで、たまに佐伯泰英さんです。いづれも江戸時代小説。文庫本の書き下ろしですが、お二方とも巻数が多いんです、これがまた。小説でないものをと、先日は三遊亭圓生さんの『江戸散歩』上・下巻(朝日文庫)を読んでましたが、これはまた落語の世界ですから、江戸の風俗が一杯出てきます。懐かしい噺家のことも。
  数日前には、いつものように年末の古書市の目録が京王百貨店から送られてきました。前半分78頁がカラー、後ろ56頁が書名のみの目録になっています。色刷りの前半を眺めているだけでも楽しいですが、後半の目録に筑摩書房の『江戸時代図誌』全27巻が、なんと5,250円で出ておりました。私はこの3倍で買った記憶があります。それでも、その時は安いと思って買ったのですが、今のこの値段は文庫本以下です。かさ張る全集は売れないんですネ。ガッカリです。

江戸時代図誌〈4〉江戸 (1975年)

赤井 達郎 / 筑摩書房


  
by JF1EBPKH | 2012-12-14 22:38 | | Comments(0)

見送りの立ち合いで

  今朝は東京駅で見送りが2件ありました。朝7時半と、9時半です。9時半はともかく、7時半は遅刻者が何人か出るだろうな、と不安ながら東京駅の丸の内南口地下の学生団体待合所へ向かいました。私が着いたのは7時8分。先生方と少しの学生がもう集合しております。そして、7時半にはもう数名を残して集合したのですが、うち1名が7時40分頃になると連絡が入りました。現在地は飯田橋だと言うことなので、どうにか間に合うかと判断し、そこで待つことにしました。しかし、45分になっても来ません。新幹線は8時3分発です。50分になって当人から、タクシーに乗り換え、今九段下だという連絡が入りました。もう、待っていられません。ホームに向かうことにしました。19番線まで、歩いて約10分弱。70名の移動は結構時間がかかるのです。遅れている当人には、入場券で19番線までとりあえず来るようにと伝えてもらいました。
  しかし、間に合いませんでした。団体の乗った新幹線を見送り、次の団体の立ち合いをしようと階段を降りたところで、見送った先生から電話が入りました。今、東京駅に着いたようなので、誘導して欲しいという要請です。当人の携帯番号をきき、電話をしますが、通じません。留守電に入れて数分後、連絡が来ました。今どこですか?。エー、良くわかりません。回りに目印になるようなものが見えますか?エー、コンビニがあります。何というコンビニですか?。エー、???。韓国からの留学生なので、言っていることが良くわからないし、私も簡単な言葉でと思うのですが、通じません。当人に、説明できる場所に動いてもらって、連絡してもらうことにしました。東京駅にコンビニが何軒あるか、そのすべてを私は知りません。しばしのあと、ユニクロの前にいます、と電話がありました。駅員に訊くと、丸の内の南口(改札の中側)にあると教えてもらいました。19番線から丸の内南口に向かい、ようやく本人確認ができ、再び新幹線乗り場へ。さて、JR東海の改札と交渉です。
  学生団体では、これまで何回か車掌とか改札の社員と交渉して無賃で乗車の便宜を図っていただいた事があります。最近は厳しくなって難しくなっていることは、事前の説明会でも学生に説明済みですが、とりあえずダメもとでもと。遅れた事情は?。もう新幹線は出てしまっているのですよね、と確認されて、それでは切符を買って下さい。と一言。当然です。遅れたのは本人ですので。出札口で切符を買おうとすると、先ほどの職員が走ってきて、精算所にとりあえず来てください、とのこと。何のことかと思いましたが、団券の処理について精算所の職員と払い戻しの件でやり取りをして、やはり切符をとりあえず買ってもらうことになりました。
  私は、この対応は当然だと思っております。遅れたのがいけないのです。職員の対応によって、無賃の便宜を図ってもらえたり、切符を買わなければならなかったり、公正ではなくなってしまう方を恐れます。
  
  ところが、9時半の集合時間に遅れ、10時3分発の発車時間にも間に合わなかった学生が、続いて出ました。夜になって結果を先生に伺ったところ、入場券で新幹線に無償で乗車し、京都駅で団体に追いついたそうです。私はその学生の手当てをあえてしませんでした。10時発の電車に乗り遅れること自体信じられませんし、先ほど交渉したJRの同じ部署の人に、2度も同じ事例で頭を下げるのは願い下げです。私どものお客様ですので、便宜を図って差し上げたいのはやまやまですが、遅刻の理由を弁護する理由を持ち合わせていません。私の見送り業務も無償のサービスで行っています。添乗業務、送迎業務には相当分の対価を会社は求めています。想定する以上の手間がかかった場合、その人個人に対して手数料請求しても不当ではない、と私は思っています。しかし、いただけていないのは、業界として弱い立場にあることを実感もしています。それより、きちんと時間どうりに来ている人に対して、遅刻をしてくる学生が謝罪の言葉も挨拶もなく、一番心配させた引率の先生や私どもに対するマナーの欠如は、二十歳を過ぎた大学生とは思えません。モラルの失墜を、今さらながらおそれています。

 追伸、
私がお世話したお客様で、あらためて切符を求めて乗車されたお客様は過去40年、今回が初めての事例でした。
  一方、私が正攻法でJRと交渉してダメだったのが、お客様が勝手に入場券で乗車した方が無償で目的地まで行けたのは、私がいない方が良かったのだということになるでしょうか。正直者が馬鹿を見るということでしょうか。ガテンがいきません。
by JF1EBPKH | 2012-12-12 21:40 | 仕事 | Comments(0)
  今年の冬は、平年並みか暖かな冬という予報だったと思うのですが、ここ数日は寒いですねぇ。例年、年内はコートを着たことがないのに、今朝はとうとうコートを着てしまいました。さすが暖かいです。
  これまでは、年寄りの冷や水と言われても、幾分のやせ我慢と、コートは邪魔という本音とが交じり合って、少しばかりの見栄もありました。しかし、今年は足の具合が良くないので、見栄をはらず、我慢もしない事にしました。一時は、つま先立ちのビッコ状態だったのです。あちこち病院を回り、8月のイタリア添乗も行かず、夏休みも養生しておりました。11月の京都・奈良の添乗だけは行きたかったので、9月になってようやく鍼とマッサージによる治療院が見つかり、健保は利きませんが集中的に通いました。ところが、法隆寺で調子に乗って走ってしまったのがいけなかったのか、その後がいけません。ふくらはぎがパンパンに張ってしまい、右足をかばうために、左足から腰まで筋肉痛なのか緊張感が去りません。こうして、持病になっていくのでしょうね。歩く速さではかなりなものという自信があっただけに、トホホな思いです。。
by JF1EBPKH | 2012-12-11 22:54 | 日常 | Comments(0)
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  午前に池袋サンシャインの『第21回東京ミネラルショー』、午後は『たくみのたくらみ』展を見てきました。
今回のミネラルショーは、買うつもりはなくて、ただ見るだけのつもりで行きました。午後の予定があるので、いつもより早く出かけ、サッサかサッサか2フロアを見て回ります。しかし、今回は目を引くものがありません。鉱物の種類も、値段も、見た目にも欲しくなるものが見つかりません。買う気がないからばかりではないようです。そういえば、昼過ぎの一番混む時間帯もいつものような混雑がありません。宝飾品の石の方も、京セラが作っている人造宝石の方が、その分野には何の興味もない私が目を引かれたくらいでした。例年あまり出てなかったビスマスの大きな結晶などが目に付くばかりで、面白みに欠けた展示でした。
e0116694_23243680.jpg   一方、渋谷の‘たばこと塩の博物館’では、2時から学芸部長の「江戸の匠」の講演を聴くのを楽しみにしていました。見るのは講演の後にして、江戸時代の職人の技についてです。導入は〝弁吉ライターから日本の近代を考える〟というテーマでした。
  弁吉とは、金沢の大野弁吉のこと。幕末から明治初期まで生きて居た人です。講演者の半田昌之氏は加賀のレオナルド・ダ・ヴィンチと言ってましたが、江戸時代の職人は、弁吉に限らず自分の技でデザインからそれを造り上げて行く技術まで、すべて自身で行っていたということ。写真は‘もぐさ点火式着火具’というしろものですが、簡単に言えばライター、着火マンです。煙草と塩の博物館ですので、煙草にいかにして火を付けたか、という資料はいっぱい持っているはずです。
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  煙草は昔も今も趣味の世界ですので、実用ということから、美しさとか、意匠の巧みさとかを競ったものです。その展示は4階にあります。








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上から夕顔の煙草盆。花魁の煙草盆、大名の煙草盆ですが、作った職人は、テーマだけもらって、意匠から材料、制作まで請け負っていたはずです。それが江戸時代は可能であったということです。ここのところ、柴田是眞や根付け美術館などを見ておりますが、ここにもそれらの作品がたくさん展示されています。
 今日のミネラルショーはちょっと期待外れでしたが、この『たくみのたくらみ』展は、目の保養でございました。
by jf1ebpkh | 2012-12-09 23:02 | 趣味 | Comments(0)

あぶり餅

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   今回、京都に来るにあたって何が食べたい?、と訊いてみましたら‘あぶり餅’があがりました。連れ愛は、大分前ですが一緒に来た思いがあったのですが、その時は休みで食べられなかったそうです。私は忘れていました。大徳寺から今宮神社へ抜ける境内の境目にあるのですが、今宮神社から見て左側が「かざりや」右側が「一和」です。一和は創業1000年、かざりやは600年。あぶり餅で千年ですよ。藤原の道長、頼道の時代からです。すごいですねぇ。e0116694_1827894.jpg  学生時代は両方のお店から「こちらで食べていらっしゃい」と声がかかり、どちらにするか困ったものですが、やがて交代で休むようになり、連れ合いが言うように両方一緒に休むことがあったようです。以前は古い一和の方がおいしい、と言われてることが多い様でしたが、食べ比べてみると、一和の方が甘みが強く、かざりやは甘みが弱めで餅がよく焼いてある、って感じでした。この日は秋の3連休の初日。双方の店とも列が出来ています。昔は、いつ行っても閑散としてすぐ食べられたのに、列が出来てるなんてウソみたいです。味は昔と一緒でした。
   店を出るともう夕暮れになっていましたが、北野天神へ。門前の‘粟餅屋’で粟餅を買うつもりがもう閉店していまして、境内の‘長五郎餅’屋へ。ここは、紅葉の季節はお土居でライトアップがあるので、店は開いているのでした(店内で食べるのはダメでしたが)。
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by jf1ebpkh | 2012-12-08 18:47 | | Comments(0)