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<   2013年 04月 ( 15 )   > この月の画像一覧

連休の野良仕事

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 連休前半は、毎日良い天気でした。行楽にも良い季節ですが、野良仕事にも良い季節です。上の写真はサンザシです。植え替えたので、今年は花付きがあまり良くないですが、それでもピンク色が美しいです。
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  今日はジャガイモの芽欠きをしました。細くて弱そうな芽や、たくさん生えているものを選択して丈夫そうな芽だけ残していきます。化成肥料をやって、土を寄せて置きます。これだけでも結構な労働です。腰は痛くなるし、汗は出るし。しかし、今日は風があって気持ちの良い風です。後半の連休にナス、トマト、キウリを植える予定ですので、その畑づくりも今日やってしまいました。土のペーハーをみて、酸性気味のところには苦土石灰を撒き、土を掘り下げたところへ牛糞の堆肥を置いていきます。そこに土をかぶせて、明日は雨だというので落ち着くでしょう。カキツバタはもうすぐ。コデマリは満開です。芍薬やユリの芽もどんどん大きくなっています。
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 芽欠きをしたので、すっきりしました。  
by JF1EBPKH | 2013-04-29 20:53 | 晴耕 | Comments(0)

米軍厚木基地

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  連休初日、厚木の米軍基地が公開されると聞いたので、行ってみました。厚木の基地は、年に数回公開されますが、これまで行ったことはありませんでした。米軍厚木基地と言いますが、厚木にはありません。現住所は、神奈川県綾瀬市無番地。現状は綾瀬市と大和市にまたがっています。戦前も日本海軍の厚木基地でした。しかし、当時の海軍に大和という戦艦があったため、間違わないように、飛行機の基地は厚木となりました。終戦時、進駐軍のマッカーサーがコーンパイプをくわえて厚木に降りたフィルムは、もう何度見たことでしょう。入口をはいってすぐ左手に、その姿を写した彫像が建っていました。
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 現在、厚木は海上自衛隊も同居しています。飛行機オタクなのか、脚立と三脚、1000mm以上の望遠レンズを付けたカメラを持ったおっちゃん達がたくさんいます。自衛隊の飛行機も並んでいるのに、人気はやはりアメリカのほう。パイロットが操縦席に乗り込んで、愛想を振りまいてくれます。戦闘機の下では、各航空隊のグループ別にいろいろグッズを売っています。Tシャツ、帽子、ワッペン、シールなどなど。ここもおっちゃん達が群がっています。いつもは、基地の外で滑走路の下に陣取って、鉄道マニアのように離着陸する軍用機を撮っている人たちでしょう。今日はもう撮り放題ですネ。
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中に入るには身分証明書が必要です。旅券か運転免許証。荷物のチェックもあります。米軍基地の売店PXは非課税なので、もし非課税の物品(お酒、ビールなど)を買って持ち出そうものなら大変です。そのための注意事項も掲示されています。治外法権、日本の主権が及ばないのです。基地内には住宅から病院、消防署、ゴルフ場まであります。自衛隊員の住宅は基地の外にあります。自衛隊は間借りをしているように見えます。
  米軍は第二次世界大戦の時もそうでしたが、部隊別にマスコットやシンボルを持っています。飛行機にも、その図柄が描かれています。その一つ。鷲が日米の国旗を握り、剣を突き出しています。日米安保条約を絵にしたら、こんな風に描かれるのでしょうか。
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by JF1EBPKH | 2013-04-28 00:35 | 日常 | Comments(0)
  さて、イタリアのお土産ですが、この国にはブランド品がたくさんあります。添乗員として免税店やアウトレットにご案内はしますが、私はブランド品に興味がないので、買うことはほとんどありません。が、フィレンツェ近郊の“モール”というアウトレットはまだ行ったことがなかったので、情報として行ってみることにしました。連れ愛は、2年前に一緒に来たとき、一人で路線バスに乗ってモールに行き、途中の渓谷沿いの景色や点々とある田舎の街並みに感激したとして、また路線バスを薦めましたが、今路線バスは中国人や韓国人が我先に乗ったり、バスの座席の下に入れた買い物が無くなったりと物騒になっているとかで、現地の定期観光バスを利用しました。プラダのアウトレットと、たくさんのお店がある“モール”の2ヶ所を回るバスです。
  いい年をした親父が買い物かと、思われたくはないのですが、業務知識の仕入れです。そもそもブランド物に興味がないし、同じ柄のカバンを持って、恥ずかしくはないのかと思っております。現に、私がしていたネクタイと同じ柄のネクタイを当時の森総理大臣が絞めていて、以来そのネクタイをズーッとしていません。噺家の世界には、お客様よりいいものは身に着けない、という習慣があって、着る物はもちろん、指輪や腕時計、財布などもお客様の前では見せないというものです。そりゃそうでしょう。呼ばれた座敷で、旦那より高そうなものを身に着けていたら、ナンダこの野郎、と思われなくありません。私だって駆け出しの頃は(ブランド品なんて買いたくても買えませんでしたが)、小物でもお客様のところでは出しませんでした。若造がヴィトンの名刺入れを出して御覧なさい。初対面でしたら、まず相手は好印象を持ってはくれないでしょう。お客様が国産の時計なのに、自分はローレックスなぞチラッとでも見せたなら、商談は成立しないかもしれません。現に、お客様から言われたことがあります。「前の営業マンは、ブランド品をチャラチャラみせてねぇ、それで体よくお断りしました」と。某有名酒造メーカーの部長さんです。この例を、私は何度部下に言ったことでしょう。長年お付き合いいただいたお客様を、この営業マンは失ったのですが、理由は分からないままだったでしょう。
  フィレンツェには、グッチ、フェンディ、フェラガモなどの本店があります。ミラノに本店があるプラダなどは、アウトレットで買った商品は商品袋もセメント袋のような色の袋に入れて区別してますが、このモールはそのようなことはなく、白の地色に黒のロゴが入った袋でした。けっこうお客様が入っています。エルメスやヴィトンはアウトレットに商品は流していませんが、エルメスのネクタイだって、メイド・イン・イタリアならまだしも、シンガポールもあります。アメリカのコーチは、縫製などすべて中国です。ヴィトンだって靴はイタリア製で、今度インドに工場を作りました。イブ・サンローランをグッチが買い、グッチ家が破綻してヴィトンの傘下にはいるなど、ブランドの帰趨もあります。
  もともと買う気がないので、ミラノからスイス国境を越えていく『フォックスタウン』とどう違うのか、モールまでの所要時間とか免税のやり方、商品の受け渡し方などを見て歩くだけでしたが、けっこう時間はつぶれました。男には長い時間でも、女性には短かいのでしょう。海外旅行の楽しみは人それぞれあっていいと思いますが、今の中国人のような我先に、買い物だけというのはどうなんでしょうか。
by JF1EBPKH | 2013-04-26 23:16 | | Comments(0)

今年のGW

e0116694_2281750.jpg  今週末から、いよいよゴールデンウイークが始まります。今年は4月30日、5月1日2日が休みでないため(ここのところメーデーは休みになっていないところが多いようです)、GWは前期、後期に分かれてしまい、ヨーロッパより近場、それも韓国、中国への観光が大幅に減って、国内旅行が混み合っているようです。売っている側にいる私も、今年は国内の全方面に渡って人出があるなという感じがします。
  鹿児島へ行きたい、というお客様がいらっしゃいましたが、すでに1カ月を切っていたため飛行機はほとんど絶望的。宿も名の知れた所はキャンセル待ちも入らない状態で、結局会津から山形に方面を換えられましたが、行きの新幹線がまだ取れていません。ボチボチキャンセルが出て来たので、拾ってはいますが、発売後ですので、並んで3席はかなり難しくなります。
  それに引き換え、中国は昨秋からの尖閣列島の事柄から、鳥インフルエンザで激減と言ってもいいかもしれません。中国籍の飛行機は、昨年よりかなり欠航しております。
  韓国も竹島問題があり、韓流ブームもそれに伴って下火になり、そこへ北朝鮮のミサイル発言です。行ったきりで、帰って来られなくなってしまうかもしれません。そんな不安があります。せっかくの連休なのだから、各社とも精一杯仕入れしてしまったのですが、ここに来て売れずにいる韓国ソウルツアー。何とJさんは、5月2日発で18,000~というツアーを出してきたのですよ。成田発でも羽田発でも、同じ代金(普通は、羽田発のほうが8,000~10,000円くらい高いのです)。午前便でも午後便でも一緒。はてまた、2日間でも3日間でも同じ代金とは、どういう値付けでしょうか。GWにですよ。さすがに、5月3日発はないですが、連休中に帰ってこれる4日発は残席があるのです。まぁ、もったいない。座席返せなくなっちゃったんでしょうかねぇ。他所ごとながら、気にかかります。 
by JF1EBPKH | 2013-04-24 22:52 | 仕事 | Comments(0)

春の味

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  キヌサヤが採れ始めました。ジャガイモは、順調に芽を伸ばしています。寒さと風で半分以上ダメにしたタマネギも、ようやくふくらみ始めました。五月の連休前に、これほど育っているのは初めてかも知れません。勝手に生えてくるフキは、歩くのに邪魔なほどです。鎌で刈って、キャラブキにしています。子供のころ、親達がフキを食べているのを見て、こんなもののどこが美味しいんだろ、と思っていましたが、今はタケノコ同様、春の味だなと思える年頃(?)になってしまいました。春の野の野菜はアクが強いものが多いので、食べるまで一手間かかりますが、植物の方でも簡単に食べられないように防御しているのでしょう。鳥も、虫も、動物すべてが冬籠りから覚めて、大盛に食べなければいけない季節だからこそでしょう。プロのお百姓さんの畑では、キャベツがそろそろ葉を巻き始めそうです。モンシロチョウはまだ見ていません。野菜には安心な春かもしれません。
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左:ハナイカダ(雄花がないので、実は無理かな)  右:マイヅルソウ  
by JF1EBPKH | 2013-04-20 23:16 | 晴耕 | Comments(0)

春の嵐

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 毎日、強い風が吹きます。西洋で言うメイストームなのでしょうか。春の嵐です。盆栽が棚から落ちて鉢が割れてしまったり、風にあおられてひっくり返ったり、この季節は毎年ウンザリさせられます。写真はモミジの結構大きな鉢ですが、もう4~5回は転倒しています。植え替えたばかりですので、土がまだ固まっていなくて、ボロボロとこぼれています。畑に置いてあるので、毎朝見に行くわけにも行きません。雨も降らないので、2日にいっぺんくらい、会社に出掛ける前に水遣りに行くのですが、行くたびに倒れていますので、日中は根っこを風と日光にさらしてしまうのでしょう。枯れてしまうのではないかと、心配です。
  茶碗バスや、水トクサ、サンザシ、ロウバイ、老爺柿など、大きな鉢はみんな畑に置いてあります。自宅のベランダに持って帰るのも大変だからです。花が咲く季節になれば、今持ち帰っているフジのように、また持って帰るつもりですが、それまではそこで枯れずに頑張ってください。e0116694_213458100.jpg
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姫シャガ 左:昨日 右:今朝
by JF1EBPKH | 2013-04-17 21:42 | 日常 | Comments(0)

駒繋ぎの鉄環

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 今回のイタリア旅行で、もう一つ見て歩いたものがありました。馬や馬車を停める鉄環(これって本当はなんて言うんでしょう。駒繋ぎでいいんでしょうか。)です。上の写真は、フィレンツェのグッチの本店前のストロツィ宮殿の外壁に打ち込まれている鉄環ですが、大きさが30cm近くあって、これが眼の高さに並んでいます。とても重厚感があります。シエナですと、この鉄環の上に旗さし物の輪が付いていて、それがザクロだったり、獅子の頭だったり、装飾されています。凝ったものは下のように、怪物の姿をしていて、魔除けになっているのかもしれません。材料が鉄で、鋳物で出来ているだけに、迫力があります。ドアノックにも、おもしろいものがたくさんありました。
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by JF1EBPKH | 2013-04-15 21:46 | | Comments(0)

古河

『雪華図説』(A5判程度の大きさでした)
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 茨城県の古河に行って来ました。コガです。フルカワではありません。しかし、私はいつも、わかっていてもフルカワと言ってしまうことが度々あります。今は、茨城県ですが、かっては下総の国でした。鎌倉幕府が衰え、特に室町時代にはいるとここに東国の政庁=古河公方(こがくぼう)が置かれます。ある時代、古河は北関東の中心地でもあったのです。
  古河には、前々から見たいものが2つありました。一つは、『雪華図説』。もう一つは、篆刻博物館です。『雪華図説』は、江戸時代ここ古河藩の藩主だった土井利位(どいとしつら)が顕微鏡を使って雪の結晶を写していたというのです。このことは小学生のころ、「ものしり博士」という番組をNHKで毎土曜日の夕方5時45分からやっていまして、‘雪の殿様’という題だったと思います。みんなで考え、何でもかんでもやってみよう、というエンディングを毎回ケペル先生が言うのですが、江戸時代に顕微鏡でそんなことをしていた殿さまがいたということに驚いて、その当時のノートに書いていました。その本を見てみたいと、ずーと思っていました。あコガれていたわけではありません。もう一つは篆刻博物館。これはある先輩から教わりました
  しかし、古河に行くにあたっていろいろ調べてみると、鷹見泉石がここの生まれであること。ほかにも、河鍋暁齋や作家の永井路子もここの出身であることが判って、ますます行きたい場所になっておりました。永井路子女史が、時代ものを書いているのも納得できます。
   篆刻博物館は古河駅から歩いて10分くらいでしょうか。私は篆刻の材料=印材からいろいろな道具類、印譜がたくさん収蔵展示されているのかと期待しておりましたが、残念ながら個人作家の作品と、中学生に卒業記念に篆刻を教えて、その作品が主に展示されておりました。個人作家の作品はともかく、今どき中学生に篆刻を教えていることに感激しました。お習字すら必須でなくなっているのに、古河市ではすべての中学生に篆刻を教えているとのこと。ただし、美術の時間だそうです。でもいいじゃないですか。篆刻(てんこく)という言葉を覚えてもらうだけでも。博物館としては、山梨県六郷町の「印章資料館」の方が、印譜も印材も展示が豊富でいいです。こちらは写真もダメでしたので、少し残念。
  ついで、いよいよ『雪華図説』がある古河市歴史博物館ですが、ここも玄関ロビーにガラスケースに入って展示されているだけで、通常展示されている(と館内に表示がありました)第2展示室には地元の中学生の絵画作品が並んでおりました。これだけですかと受付の方にお尋ねすると、そうです、という返事。使った顕微鏡も無く、写真もダメでしたので、またまたガッカリです。
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  渡邉崋山のこの肖像画は、どなたもご存じだと思いますが、はて?鷹見泉石って何をした人?と問われると、ご存じな方は少ないんじゃないでしょうか。私もつい先日までそうでした。調べてみると、この人は古河藩の江戸家老で蘭学者。幕府に開国の上申もした開国派です。その時のお殿様があの雪華図説を著した土井利位。土井氏は譜代大名で老中までなれる家柄です。この土井利位が大阪城代の時、大塩平八郎の乱が起こったのですが、首尾よく鎮圧したために利位は京都所司代まで出世し、のち水野忠邦のあと老中首座にまでなっています。利位は藩政を鷹見泉石にまかせたようですが、当然泉石も一緒に行動していたものと思われます。著名な蘭学者として、その地位を利用して西洋の情報、地図、書物を収集しており、ロシアから帰朝した大黒屋光太夫にも面談して聴き取りをしています。それら千点を越える資料は現在、鷹見泉石収集資料として国の重要文化財になっています。ほかにも、杉田玄白以前に人体の解剖(それも脳髄などの)をしてそれを図にして著した河口信任など、古河には素晴らしい科学者たる人々がたくさん輩出したことを知って、今回はたくさん勉強させてもらいました。
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鷹見泉石旧宅 式台とドウダンツツジ
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古河の敷き石は、雪輪紋が彫られています。
by JF1EBPKH | 2013-04-14 23:40 | | Comments(0)

ウィーン

 今回はオーストリア航空を利用しましたので、行きも帰りもウイーン経由です。行きのヴェネチアは乗り継ぎましたが、帰りも乗り継ぎだけでもよかったのですが、せっかくウイーン経由なんだから1泊しようか、ということで1泊しました。でも、フィレンツェから電車でミラノへ回り、夕方の飛行機でウイーンへ入りましたので、観光というより、カフェに行くのが目的でした。
e0116694_2229299.jpg  しかし、着いてみたら何と雪です。でも、わざわざ降りたウイーンです。お腹はそんなに減ってはいませんでしたが、まずビール。オペラザ裏の『アウグスティナーケラー』の広いホールにて、連れ愛は暖かいスープ。私はソーセージ。それだけ。なにしろ、このあとザッハホテルのカフェでお茶をしなければならないのです。
  8年ほど前、ザッハトルテはザッハとデメルとどっちが美味しいか、連れ愛と一緒に食べ比べをしたことがありました。その時は双方とも甘味が強くて、どっちもどっちも、という印象でした。今回はどうでしょう。
  ホテルザッハの1階に、カフェ・ザッハがあります。朝は7時から、夜は1時までやっています。オペラを見終わった人に、暖かなコーヒーとケーキをサービスするためでしょう。ウイーンのカフェはどこも早く、ザッハのように朝7時にはオープンしているところから、9時にはほとんどのカフェが開いています。この夜は雪が降ったりして寒かったのですが、それでもカフェ・ザッハは一杯の人でした。
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左は、アップルシュトゥルューデルとメランジェ(ミルクコーヒー)。右は、ここが創始のザッハトルテとアインシュペンナー(いわゆる生クリームたっぷりのウインナーコーヒー)。
  デメルとザッハが作るザッハトルテの違いは、ザッハの方にはあんずジャムが中にサンドされていることと、言わなくても写真のような生ホイップクリームが付いてくること。このホイップクリームがあるのと、ないのとでは味が驚くほど違います。実は、このクリームには甘味が付いていません。ザッハトルテだけだと、日本人には甘過ぎます。この甘くないクリームがあるからこそ、ザッハのザッハトルテ足りうるわけです。デメルでは、言わないとホイップクリームは付いてきません。食べる場所も2階に案内されてしまうと、飾り気のない普通の部屋ですので、ゆっくりするのは良いのですが、雰囲気に欠けます。ザッハトルテは、やはりザッハかな。
  翌朝は、ホテルで朝食してから繁華街のケルントナーシュトラッセからシュテファン教会へ。そして、ゲルストナーというカフェはちょっと寄ってみたかった。ここは、ウイーンの美術史美術館の中に、たぶん世界一豪華なカフェを持っているのです。そこの本店です。日本にはまだはいっていません。本店は小さな間口でしたが、9時開店。開くのを待って入りましたので、ケーキ類はまだそろっていませんでしたが、チョコレートは1個から売ってくれます。チョコレートはお土産に詰めてもらい、生ケーキは持って帰られそうなものを選んで空港へ。ウイーンからケーキを持って帰るなんて、昔は考えられませんでした。すごい時代になったものです。
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by JF1EBPKH | 2013-04-12 22:09 | | Comments(0)

サンジミニアーノ

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  イタリアに限らず、ヨーロッパの田園風景はこの上なく美しいものです。特に春は。ヨーロッパは大河川でない限り、コンクリートで護岸工事はなされていません。地面の凹んだところに雪解け水が流れ、それこそ♪はあるのおがわは さらさらいくよ~、という景色です。小川から田園の川縁りの傾斜には、白や黄色の小さな花々がたくさん咲き乱れて、それはそれは春真っ盛りの景色です。日本はどんな田舎に行っても、農業用水の端々でもコンクリに固められて、春の小川なんて、もうどこにも見ることができなくなってしまいました。
  今年はヨーロッパもぐずついた変りやすい春のようで、北イタリアの穀倉地帯も雨水が滲み込んでいかないのか、方々に水溜りがありました。私は農業視察団なども担当していたので、ほかの添乗員よりヨーロッパの田園風景はかなり見ていると思うのですが、農民が働いているところを見たことがほとんどありません。いつも、いつ農作業をするんだろうかと思っていたほどです。日本の農業は世界から見れば、手間を掛けすぎるくらい労働力を取られます。土が基本的に酸性のために、まず石灰などをまいて中和しなければなりません。ヨーロッパは、石灰岩が風化して土壌になっているため、石灰をまく必要はありません。日当たり、水の管理、風の問題も日本ほどではありません。日本の稲は、日当たり、水、風、すべてに敏感です。ヨーロッパの作物は、ジャガイモ、タマネギ、小麦、ぶどうなど、おしなべて乾燥地帯のものですし、冷温にも強い植物です。日本の農業が、園芸農業と言われるほど手を掛けなければ実らないのとは雲泥の差があります。
e0116694_2140459.jpg  そんな春の田園風景を見たくて、シエナ、サンジミニアーノ1日観光に申し込んでおきました。イタリアの、一番イタリアらしいトスカーナ地方の日帰りツアーです。夏や秋ならば、これにキャンティワインの集散地グレーベが加わりますが、春はワインもぶどうの木も、まだ見るべきものがないので、この2都市めぐりです。シエナは前ページの通りですが、サンジミニアーノは小さな城郭都市です。そこに、イースターの休日ですのでご覧のような雑踏になってしまいました。お正月の鎌倉の小町通りのようです。通りの幅も小町通くらい。両側はお土産やさんなど、観光客相手のお店ばかりです。名物は、イノシシのほほ肉のサラミ。肉屋さんの店頭に生ハムがぶら下がり、その下でイノシシ一家がサラミを食べている食卓風景が飾られてありました。オカシカッタ。
 この町には中世の頃、なんと72もの塔があったというのです。初めは望楼として造られたのでしょうが、だんだん競争になって我も我もということらしいのですが、山の上の塔ですから眺めは最高です。しかし、今回は長い列があって、とても登れる状況ではありませんでした。
by JF1EBPKH | 2013-04-11 21:54 | | Comments(0)