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<   2015年 10月 ( 11 )   > この月の画像一覧

五姓田義松展

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  高校時代のクラスメート写真家安川千秋氏の写真展が、大桟橋のいつものところであるので、すぐ近くの神奈川歴史博物館で開かれている『五姓田義松(ごせだよしまつ)展』に立ち寄ってみました。つい先日、NHKの日曜美術館で"忘れられた天才画家"というテーマで特集を組んでいたのを見て、すごく興味をそそられたのです。幕末に生まれ、ワーグマンに油絵を学ぶのですが、その頃の油絵具はとても高価なので、鉛筆画に水彩で色付けをして学んでいたそうです。その鉛筆画のスケッチや水彩の習作もたくさん並んでおりましたが、スケッチとはいえ、人物画と風景画は実に素晴らしいものでした。芸妓を描いたはがき大の鉛筆画は、その芸妓が今何を思っているか。人物画からは、描かれた人の心まで描いてしまうような出来なのです。1880年にパリへ渡りますが、日本人として初めてサロンの同人とみとめられ、帰国してからは明治天皇や政府の高官、貴顕を描いて日本初の宮廷画家と呼ばれます。明治天皇が越後・北陸方面を行幸された際には同行して、四十枚を越える絵を描きますが、それらは御物となっています。今回はその中から4枚ほど展示されていましたが、ワーグマンの同じ弟子である高橋由一より、よほど上手です。抒情的な風景画は、向井潤吉を思わせます。
  しかし、晩年は恵まれず、経済的にも困窮して、はるか後輩の黒田清輝に絵を買ってもらったりしています。時代がまだ合わなかったのか。この天才画家の作品の多くが、関東大震災や東京の空襲で焼けてしまい、作品が目に触れることがないというのも一因かもしれません。横浜の自宅で、60歳で亡くなっております。 

   追記 この特別展の入場料は、一般900円。65歳以上は100円です。あと1か月で65歳になる人でも900円ですよね、と少し嫌味を込めて問いかけましたが、ダメですと言われました。でも、800円の差は大きいぞ。
   
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by JF1EBPKH | 2015-10-31 21:28 | 趣味 | Comments(0)

金モール刺繍

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  文化学園は、付属の施設に『服飾博物館』を併設しておりますが、それとは別に、研究報告や展示が行われているスペースがあります。今そこに、文化服装学院講師の久保田桂子さんの『金モール刺繍』の研究報告が展示されております。実に素晴らしいものですので、私は写真に撮らせていただきました。
e0116694_118509.jpg  ここに並べてあるのは、今となってはその技術を持つ人は非常に少なくなってしまい、戦前の軍隊が華やかな頃、軍服や大礼服に施された金色に輝く刺繍です。今は、警察や消防、自衛官の式典に着用される式服の憲章や肩章、エンブレムに使われているに過ぎません。ミシン刺繍ではなく、手刺繍です。
  金色に輝く刺繍は、相撲取りの化粧回しや、祇園祭に代表される日本各地の山車の装飾に見ることが出来ますが、それとも少し違います。昔は、金の糸なんてありませんから、箔を糸のように細く切って織ったり、縫ったり、または薄片(スパンコ-ル)を縫い付けたりしていました。金糸がいつ作られるようになったかは、このレポートでも判然としていませんとありますが、22K、18Kなどで装飾されていたとしたら、それは重くて身動きはできなかったでしょう。
e0116694_21252818.jpg   フランスのルイ王朝の頃に最盛期を迎えた絢爛豪華な装飾ですが、革命で衰え、それがナポレオンの時代に復活します。金糸の作り方もいろいろ考案されます。刺繍のテクニックも進歩し、ふくらみや輝きに変化を持たせる技法が生まれてきます。一つ一つ見ていくときりがありません。また、見るだけでも目の保養になります。しかし、職人が生業とするにはあまりにも需要がありません。忘れ去られてしまう技となっております。すべては経済第一。でも、どうか残ってほしい。そう思いながら見させていただきました。
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by JF1EBPKH | 2015-10-29 20:10 | 趣味 | Comments(0)

生ハム教室

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  今日は日伊協会のイベントセミナー「ハム、ハム、ハム、パルマハム!」へ。
イタリアで何が美味しいかって、そりゃ、もうなんてたって生ハムでしょ。イタリア添乗中に、毎日というより、毎食に生ハムを注文するもんだから、現地のガイドさんに呆れられたことがあります。ねっとり、塩っぱい、蝋臭い、などなど、いろいろな味があります。しかし、これが日本では味わえないから、やっぱりイタリアへ行った時には、となるわけです。
  それが今日は、500円の受講料を払えば、蘊蓄が聴けて、試食も付いてるとなると、行かない手はないでしょう。講師は駒場のイタリア食材厳選の店『PIATTI』のオーナー岡田幸司氏。
e0116694_21443843.jpg   まず、生ハムの基本事項から話が始まりました。生ハムと言えばパルマ。そしてイタリアとオーストリアの国境近くのサンダニエレ。その違いはと、まず味わってくださいませ、とさっそく試食です。食べ物は、論より味見。味覚は主観ですから。生ハムを薄ーくカットする機械は、説明がなかったですけど、軽自動車が買えてしまう代物らしい。これが出来ないんですよ、家庭では。スペインの生ハムは、骨に沿ってサーベルのような刀でうすーく削いでいきますが、イタリアは中骨を抜いて骨に対して直角に切ります。食感が違うはずです、と話が続きます。生ハムの原材料は豚の後ろ脚ですが、大腿部、膝、脛と脂肪の付き方も、食感も、塩の浸み込み方も違います。それは好みですから、生ハム屋は、お客様の好みに合わせて、お客の求める部位を切っていく。だから、生ハム屋には、足がいっぱいぶら下がっているのです。なるほど、なるほど。
  生ハムの表面はすぐ酸化して味が落ちますので、売る時はそこを削いで、パスタやほかの味付けにしますと、出されたものがラグーソースのパスタです。調理は、山中律子氏。これも美味しかったので、お代わりをしてしまいました。
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by JF1EBPKH | 2015-10-26 22:21 | 趣味 | Comments(0)

瀬谷フェスティバル

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    今日は、旧米軍通信隊跡地にて『瀬谷フェスティバル』がありました。区役所、警察、消防、税務署、医師会などもPRの場としてテントを張り、そこそこ人出もある催しものです。ここは、後楽園ドームの約52倍という敷地が返還になったにもかかわらず、未だに使い道が決まっていません。米軍は十数年以上も前から返還すると言っていたのだから、返還されたらすぐ跡地利用の発表があるかと思っていましたが、未だに何もありません。市議会は何をしていたのでしょう。通信隊跡地ですから、高い建物は電波妨害になるからと建てる事が出来なかった地所です。農民ですら、地下に潜ってウド作りをしてたのです。ただ平坦な原っぱですから、凧揚げにはもってこいの場所です。一部は民有地ですのでそこはもとの地主に返すことになるのでしょうが、東名横浜と16号線が交差するすぐそばだから、宅地にしてもいいでしょうが、最寄り駅からはちょっと遠いから、なぁんにも手を入れずに、このまま原っぱにしてもらえたらいいなぁと、私は思っています。
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   瀬谷区では、皆の寄付金で東北大地震の石巻市へ漁船を一隻寄贈していますので、岩手県からも応援が来ています。来週は、駅前で瀬谷ハロウィンだとか。でも、フェスティバルとかハロウィンとか、もう少し言うのに恥ずかしくない名前は付けられないんでしょうか。
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by JF1EBPKH | 2015-10-25 22:49 | 日常 | Comments(0)

落花生

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  土曜日の晴天は、三週間ぶり。明け方から、農民の血が騒ぎます。今日は、落花生を掘り上げる予定です。一週間ばかり晴天が続いているし、来週も晴天が続きそうだったのですが、天気予報が変わってしまいました。11月は休みが多いので作業にはいいですが、それでは冬用の作物を作るには遅くなってしまいます。
  落花生は土の下にもぐって実るので、株の大分外からスコップを入れていきます。土寄せをほとんどしてなかったものだから、土の下にもぐれなかった豆が虫に食べられて、殻がたくさん散らばっております。せっかく実ってたのに、まぁ残念。
  一応全部掘りあげて、さかさまに陽に干します(写真)。茹でたのは好きでないので、全部炒って食べるつもりです。落花生→南京豆→ピーナッツと、その都度名前が変わっていきます。稲→米→ご飯、と名前が変わるのと一緒です(ちょっと、ちがうかな)。
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  サトイモも三株ほど掘り、サツマイモも数本。昼のラーメンに入れる長ネギも1本抜いて、今日の農作業はおしまい。1日に全部やってしまうと、明日の楽しみがなくなってしまいますから。
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by JF1EBPKH | 2015-10-24 21:58 | 晴耕 | Comments(0)
  前々から探していた本が、2冊も見つかりました。どちらも、ブックオフの入荷待ち検索に掛けていたのですが、出てきません。『江戸東京実見画録』は、十日ほど前にブックオフから入荷しましたとメールがあったのですが、中古で4百なにがし。送料を加えると新刊本より高くなってしまいます。こちらは、昨年発刊されたばかりなので、すぐ出てくると思うから、アホらしいのでそのままにしています。
  それが、成城大学の正門前の本屋さんに、揃ってあったのです。成城大学に行くたびに、寄ってみようと思っていたのですが、なかなか時間がなくて、昨日初めて入ってみました。外観からは、店の中は暗いし、新刊本の垂れ幕や店舗の外に週刊誌や、新刊の本が並んでいないので、てっきり古本屋と思っていたのです。成城大学は、柳田國男の民俗学の後継校だから、民俗学関係の古本でもあるかな、くらいの気持ちでした。
   しかし、入ってみてビックリ。週刊誌、月刊誌など雑誌はもちろん、ベストセラーとかピカピカの表紙の本は一切置いてありません。その代わり、両側に岩波文庫が天井まで届く本棚にぎっしり。最奥の壁の書棚は、岩波新書がこれでもか、と並んでおります。古本屋にある全巻いくらとか、一揃何冊いくらとか書いてある帯もありません。新刊屋でしたか、とまたビックリ。でも、手擦れはないものの、岩波文庫の背表紙はまるで古本のようです。念のために、一冊手にして、裏表紙を開けてみましたが、鉛筆で値段の書き入れもありません。赤帯、緑帯、青帯と背表紙を目で追っていくと、『幕末維新回顧談』も、『江戸東京実見画録』もあるではありませんか。またまた、ビックリです。『幕末維新回顧談』は、座談の名人と言われた彫刻家高村光雲の自伝とも言うべきものですが、氏が育った幕末から明治維新の江戸下町の風俗、時代の移り変わりを語ったものです。特に、職人の世界が大きく変わっていく様子が描かれているのです。奥付をみますと、1995年1月17日第1刷発行とあります。発行人は、安江良介。美濃部都知事時代のブレーンを勤めていた人というより、私には、金沢の安江金箔工芸館のご長男として覚えておりました。金沢に行くたびにこの施設を見学させていただきましたが、ご母堂が「息子は岩波の社長をしてしまい、跡継ぎがなくなって・・・・・」と、自慢とも嘆きともいえる説明をしばしば聞いておりました。社長のご実家は、後に金沢市に寄託されましたが、もうふた昔も前の話になりました。
  有り難いので、2冊お買い求め。さすがに1995年ものは、新本とはいえ中は酸化が進んで古本の様態。紙はしっかり茶褐色になっておりました。

幕末維新懐古談 (岩波文庫)

高村 光雲 / 岩波書店

江戸東京実見画録 (岩波文庫)

長谷川 渓石 / 岩波書店


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by JF1EBPKH | 2015-10-22 21:35 | | Comments(0)

秋の野

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e0116694_2164088.jpg 昨日の土曜日は雨となって、郷土研究の散策会は中止。今回は、伊能忠敬も宿泊した鶴間宿や、鶴間城跡などを探訪するということだったので、かなり残念な思いです。
  今日は朝から晴天。菜園に向かう途中の畑では、地元の町内会の人がイモ堀リをしていました。イモ掘りは、いかにも実りの秋という気がします。私もそろそろイモ掘りをしなくては、と思いながら、今日は冬用の葉ものの準備です。でも、もう白菜やキャベツはやりません。虫の餌を作っているようなので、うれしくありません。農薬なしでは、あのような見た目も素晴らしい葉ものはムリです。なので、ブロッコリー、長ネギ、玉ねぎ、大根ですね。大根も辛味大根。これは大晦日用です。e0116694_21442756.jpg  

   玄関前には、朝鮮トウガラシと、白花ホトトギス。韓国の農家の庭に干し広げてある唐辛子の風景を見に行きたいのですが、現今の状況を考えると行く気がしません。惜しいです。フジバカマ、ナンバンギセル。ベランダに置いてある鉢の中も秋の風情が漂います。
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by JF1EBPKH | 2015-10-18 20:56 | 晴耕 | Comments(0)

試し掘り

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e0116694_2272239.jpg  上の写真は、落花生。
まだ勢いがあるので、試し掘りをしてみたいんですが、もう少し待ってみます。今日は、サトイモとサツマイモ。8月下旬から雨が多かったので、今年のサトイモは出来がよさそうです。お隣の畑のおばさんもそう言っておりました。サツマイモは、もう少し待ったほうがいいかな。こちらは乾燥したほうが良いのです。ゴマは、一番大きく成る時期に雨ばかりでしたので、実のいりが悪いですが、今日全部刈り込みました。今夕は、一雨あるそうですので。
  お隣の落花生はカラスに大分荒らされてしまった、と嘆いていました。私のほうは大丈夫ですが、来年の種にしようと、農協で茹で落花生用に売っていたジャンボ落花生をベランダで、ネットに入れて干していたのですが、これが全部食べられてしまいました。タマネギなどを入れておくあの丈夫なネットに入れて、物干し竿に下げておいたのですが、ネットを食い破って、中の落花生の殻を割って食べてしまったらしいのです。殻も残っていないので、口にくわえて持って行って食べたのでしょう。一つも残さずにです。ジャンボ落花生は高いんだぞ。種ではまだ売ってないから干しておいたのに、とカラスを恨んでも仕方ありません。カラスの完勝です。
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ショーマがようやく咲きました。2年ぶりです。
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by JF1EBPKH | 2015-10-10 22:38 | 晴耕 | Comments(0)

私の本棚83:歴史読本

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  『歴史読本』が休刊(=廃刊)になるそうです。高校時代から愛読してきた本ですから、愛着があります。その後、秋田書店からも『歴史と旅』という月刊誌が出てきましたが、それはかなり前に廃刊になってますので、現在歴史にかかわる月刊誌は、この雑誌だけでした。
  高校生でも読める歴史雑誌でしたが、あの頃の発刊人は菅貞人という当時共和精糖事件で新聞を騒がせた人で、「人物往来社」という名称で丸ビル内に事務所を置いていたかと思います。『歴史読本』自体も、その前は『人物往来』という雑誌名でしたので、昔の往来物の名称を採っていたのでしょう。この雑誌を媒介として、『歴史研究』という研究誌も出しておりますが、こちらは地方在住で、主に地方史を研究している方々の専門誌です。
  でも、その後経営があやしくなり、中経出版の子会社になり、中経がカドカワグループに買収されて、今に至っています。中経出版でこの雑誌を発刊していた頃、この編集部を訪ねたことがありました。部屋の四面の壁がすべて本棚になっており、この出版社が発刊した書籍が並んでいたのですが、背表紙の書名を目で追っていただけでも、私が興味を惹かれるものばかり。こういう部屋なら監禁されてもいいな、と思ったほどでした。
  大学を出る頃には、数十冊以上も本棚に並んでいましたが、今は事典代わりに使えるものだけしか残っていません。今どき、歴史書だけで経営するのは難しいんだろうなぁ、と思いながらも残念な気持ちです。今後は、平凡社の『太陽』のように、ムックと特集本だけ不定期で出すそうですが、大好きな本がまた一つなくなってしまうのは寂しいです。
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by JF1EBPKH | 2015-10-09 22:11 | | Comments(0)

鎌倉 流鏑馬

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  今日は、鎌倉で流鏑馬(やぶさめ)がありました。春の浅草、今回の鎌倉と、今年2回めです。浅草は隅田公園でしたが、今回は鶴岡八幡宮境内。歴史的な背景がある分、鎌倉のほうが格調が高いような気がします。御席は小笠原宗家関係者の席。私共の支店に、このような武芸が大好き人間がいらっしゃるので、その方のお誘いです。流鏑馬は、頼朝以前からですから、800年も前からになるのでしょうか。大変な歴史です。歴史教科書に、犬追物とか流鏑馬などが出てきますが、いまだに続いていることに敬意を表します。
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  流鏑馬が始まる前に、馬場を見て回りましたが、走る馬場は254m。ここに三つの的が置かれます。一の的はまず当たりますが、二の的は矢を射てすぐ次の矢を番えなければなりません。体勢が間に合わないのか、二の的を外してしまう射手がほとんど。乗馬術三割弓術七割と言われますが、最近は競走馬になり損ねた足が速い馬ばかりなので、射手は可哀想です。ドドドッと、目の前を走り抜ける馬はまことに早いです。八幡宮には、流鏑馬の練習をする木馬がある道場がありますが、今日は晴れ舞台。武士の時代を堪能した1日になりました。
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鶴岡八幡宮の参道"段葛"は現在修復中。来年3月まで、フェンスに覆われております。かなり興ざめです。
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これは、和菓子の流鏑馬。京都上七軒『老松』のお菓子。お招きいただいた方から頂戴してしまいました。
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by JF1EBPKH | 2015-10-04 21:46 | | Comments(0)